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2006年2月27日 (月)

デッカイもチッコイも柑橘仲間

暮れから正月037_1にかけ売場の大半を占め、店頭にも箱が山と積まれていた蜜柑は、春の主役・苺にその座を譲った。

その蜜柑とは種類の多い柑橘類の中の温州蜜柑のことだ。

この系統は2月一杯がせいぜいで、ネーブルや伊予柑でも3月過ぎにはちょっと手を出す気になれない。

春過ぎての柑橘は八朔や夏蜜柑になる。

年中売場にあるレモンやグレープフル-ツは別として、柑橘のほとんどは晩秋から春までが出盛り。

小は金柑から大は文旦(盤白柚=ばんぺいゆ)まで十数種が並ぶ。世界一の品種の多さだ。153

どの柑橘もそれぞれに風味が異なり、それぞれに好きだが、いまの季節に必ず我が家のテーブルで黄金色を放っているのは金柑とデコポン。

金柑は2~3センチと小粒で果肉は無いに等しく、皮を主に丸ごと食すのが健康的だと信じている。

デコポンは13~14年前に宮崎から上京していた息子の大学友達が、年中遊びに来ては食事して泊まっていたが、卒業後に帰郷して以後『東京のお袋』にと送ってくれる。Dsc00424

甘くて皮も剥きやすく、そのままでも美味しいが、孫を呼びたい時は果汁をゼリ-やムースにして電話で釣る。

リーズナブルとは言えないから、本当に季節に一度位だが文旦を買う。

厚い皮は柔らかで香りが良く九州では砂糖漬け(砂糖煮)にして土産品として売られているが、我が家は砂糖の摂取を控えているので水晒しで苦味抜きをしてラカンカで煮、蜂蜜に漬けママレ-ド風にする。

子供の頭ほど大きな文旦でも果肉は僅か、夫と二人でヨーグルトに入れて食す。

ブンタンは訛ってボンタンとも呼ばれ、渡来の際の経由港・ザンボアに因みザボンとも呼ばれる。

文旦中で最大の品種で晩生の物は盤白柚と称される。

たまに晩白柚と書いている店を見かけるが、晩生だから晩の字を使うなら梨の『晩三吉=おくさんきち』のように『おくぺいゆ』とルビを振って欲しい。

余談だが、柑橘(特にレモンDsc03522)のことを『シトロン』と言う(フランスでは紅茶にシトロンを、と言わないとレモンが出てこない)人がいるが、本来のシトロンは仏手柑のことと知って欲しい。

仏手柑は活花などの装飾用で食用にはならない。紅茶やソテ-料理にはレモンorリモン(ラテン語)を使ってよね。

シトロンの香りって、仏手柑の香り?だったら不味そうでしょ。

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