あなたの呼び方は白子・雲子・菊子・どれ?
ただ、最近は日本近海の漁獲が減り、オホーツク・アラスカ方面の漁場が主になってきているから、かなり遅い時期まで生の鱈(勿論、真鱈のこと)が出回る。
アメリカやカナダ・ロシアからの輸入も増えた。
今日はそんなアメリカから輸入の《鱈の白子》を見つけた。輸入物とは言え、生の白子はこの時期ではそろそろ終わりだろう。
暮れと正月の2度、馴染みの料理店で日本近海の生白子を刺身と、霜降りポン酢で食した。
何しろ、スーパーの店頭に並ぶのは『スケトウ鱈の白子』か、真空パック入りの加熱済み白子がほとんど。どちらも真鱈の生白子とは・・・言わずとも知る人は・・・。
このアメリカからの生白子も、何となかなか形良くプリッとして旨そう、だからGET。
卵が喜ばれる魚は数多いが、白子が珍重される場合は少ない。
まず何たって河豚か?。その白子の味は、皇帝をメロメロにした傾国の美女・西施の乳を思わせるとして『西施乳』と呼ばれるくらいだが、新鮮な真鱈の白子もそれに負けないくらいの味だ。
白子は地方により、人により呼び方が“雲子”とか“菊子”となる。近海の鮮度の良い物は、生で山葵醤油がいけるが、サッと湯通ししてポン酢&紅葉おろしで酒肴が手軽。
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