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2006年3月10日 (金)

《愛女魚》なんて艶っぽい?

Photo_374 愛する女・・・だなんて、何と艶っぽい・・・アイナメという魚のこと。

アイナメは『愛女魚』とも『鮎並』とも書く。

『愛女魚』なんていかにも艶っぽく、きっと美しい姿形・色合いの魚かと思いきや、エッというほど地味な魚だ。

『鮎並』と言うからには味は鮎に並ぶほどか?・・・まあ鮎の味とは違うが旨い魚ではある。

人によっては脂の乗る夏が旬だと言うが、一般的にはあまり脂の乗り切らない3~4月が旬と言われる。私も春のアイナメが好きだ。

関西や四国ではアブラメ、東北・北海道ではアブラコ、新潟や石川ではシジュウ(始終漁れるから)などと、地方によっていろいろな呼び名があるらしい。

産卵期の晩秋から師走を除けば、いつでも漁れる魚ではある。

この魚は小骨が多く、鱧のように《骨切り》を丁寧にする必要がある。

骨切りをすれば、刺身・照り焼き・塩焼き・煮つけ・魚田・吸い物など、どうたべても旨い。

小振りなら素揚げにして酢漬けにする・・・低温の油で時間をかけて揚げ、さらに少し温度を上げて二度揚げにする。さらに酢に浸すと、小骨どころか頭も尾鰭も丸ごとたべられる(カルシウムばっちり)。

大きめなら、三枚下ろしにし骨切り、頑張りついでに、卵白と雛祭りに買った白酒を掻き混ぜた白酒(だるま)衣を作って被せ、料亭風に風雅?に焼いてみるのはどうか。

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