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2006年3月21日 (火)

春の牡丹と秋の萩・・・その心?

Photo_372 半殺し・・・何とも物騒な言葉だが、ご飯(餅米に粳米を混ぜて炊くが、割合は地方により若干違う)を擂鉢に入れ、擂り粉木棒などで潰したものを言うらしい。

この言葉は、安達が原に住んでいたとされる伝説《山姥》に怯えていた旅人が、その夜の宿の主人が「明日の朝は“半殺し”がよかべぇ」と言うのを聞いて逃げ出した・・・との話に出てくる。

ご飯を擂り粉木で軽く潰す=ご飯を半殺しにする。

それに煮た小豆などを塗して提供するのは、貧しい農村部の田舎宿では最大級のもてなしだったろうに。

この“半殺し”を卵型に丸め、小豆餡・白隠元餡・豌豆餡などの餡を塗したものは、いまでは春や秋の彼岸に欠かせない。

Photo_373 同じ作り方でも、春には『牡丹餅』と呼ばれ、秋なら『お萩』と呼ばれる。季節の花に名を変えるのが面白い・・・いや、風情か??

中に餡を忍ばせ、砂糖を入れた擦り胡麻や黄な粉を塗したものも人気らしい。この2~3日のス-パーの店頭は『牡丹餅』のオンパレードだった。

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