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2006年3月 1日 (水)

土筆”誰の子、杉菜の子?

Photo_367 土筆(つくし)は杉菜(すぎな)の子・・・唄ではそう言うことになっている。

が、実は胞子茎といって地下茎から胞子を撒くために地上に伸び出た茎。

土筆が枯れた頃から杉菜が芽を出すから、むしろ杉菜の子というよりは”親”かも・・・。

土手や野原に見られるトクサ科の植物で、かつては空き地や公園の片隅にも見かけた。Photo_368Photo_370

私の住むマンション周辺は、アスファルトやコンクリ-トの舗道と綺麗に整備された街路、手入れの行き届いた公園ばかりで、樹木も花々も季節ごとに美しいが、土筆ばかりか蓬もハコベさえ無い。

「これが自然か?」と若干の寂しさもある。

散歩しても季節の花々は楽しめるし、最寄駅も近い、駅ビルには大手スーパーや各種のテナント店、レストラン街、クリニックと揃っていて何の不便も無い。

そんな便利さとの引き換えが土筆・蓬・雲雀・蛙・etc。

作られた自然の中にいて本当の自然は遠くへ出かけて触れるものと諦めている。

蕗の塔やタラの芽は栽培物がスーパ-で手に入るが、土筆だけは売り物になっているのを見たことが無い。

なるべく穂先の固い太った若いものが香りも味も良い。Photo_371

ハカマと呼ばれるツト様の部分を取り除き、良く洗い、茹でてアク抜きをして使う。

和え物・酢の物・天ぷら・佃煮のほか、炊き込み御飯にしても風味があり旨い。

サクッとした歯ざわりが身上だが、かなり摘んで来て時間をかけて下拵えしても、茹でるとほんの一握りで目頭がジィーンとする。

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