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2006年4月 4日 (火)

桜・鯛・海老=日本人の基本(Ⅱ)

日本人にとって、鯛は信仰に近い何かがある。『腐っても鯛』などの諺があるように、日持ちもいいが、腐っても形が崩れ難く見た目に判らない。

目出タイ・有りがタイ・あやかりタイ・食べタイ・・・桜の時期の“眼の下一尺(約、全長40センチ)”の鯛は、脂ののりも良く、薄紅の婚姻色が美しい希少品(勿論、天然物は)。

そんな鯛はどう食べても旨いのは当然。頭(兜)やカマ、皮・骨・鱗もカラっと揚げるといい。とくに、兜煮の眼の周りは通人には垂涎もの。

ただ、目玉を食べることが、欧米人には野蛮に見えるらしいから要注意。

欧米人は、狐を狩り、海亀の卵を好み、羊の脳味噌を珍重するくせに、日本人に鯨を食うなと言い、魚の目玉をくう野蛮人と評するなんて・・・ほっとけ!!!。古代からの食文化に口出しするな!!!・・・って、言いたいよね。

魚の眼の周りこそ、注目のDHAの宝庫。

ドコサヘキサエンサンなる舌を噛みそうな成分が、脳を活性化して老化を予防する。

なんてことが、医学的に言われるズウッと前から、日本人は魚の目玉を食べ、DHAを摂取していたのだ。エライ*スゴイ*

鯛に助けられ、無事に凱旋した神功皇后だが、鯛の蒲鉾を奉納したくらいだから、きっと食べていた。食べていない訳が無い。

応神天皇の後ろ盾として、69年もの長い間、権力を振るった皇后の、男勝りに軍を指揮した健脳と体力は、DHA・つまり“有りがタイ”のご利益だと思うのだが。

ところで、鯛と並んで縁起物とされ、日本人が愛して止まないのは、海老。

その中で伊勢海老の目玉は思い切り飛び出している。『出目=デメ』だ。逆さ読みするとメデ・・・鯛と並ぶと、メデ+タイ・・・お後が宜しいようで、明日は海老の薀蓄を。

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