コラーゲンで若返り?
栄養バランスは、いつも気にしているのだが、もっと脳を活性化させる“ブレイン・フード”を摂ろう。
ビタミンC・E、フラボン、グルタミン酸、ドコサヘキサエンサン・・・頭の中をカタカナが駆け回る。
そして、結論☆、コラーゲンとコンドロイチン。老化防止&美肌作り・・・これだ!
それらの宝庫は何だろう。
世界の美女が食べた品が分かればヒントになるかな?。
楊貴妃の“ライチ”、クレオパトラの“モロヘイヤ”・・・は、以前に取り上げたので、日本の古典美女・小野小町を調べてみた。
まずは、小町がモデルと言われる『玉造小野小町壮衰書』を開いたら、エッ熊の掌?。
この本に書いてあると言うことは、小町が食べた可能性が大きいのだ。
彼女が生きていた平安時代は、庶民は貧しく粗末な食事だが、貴族や官史たち上流階級は美味・珍味で食卓を賑わしたらしい。
小町は、出羽の国の郡司・小野良実の次女。姉が宮仕えに出て“小野の町”と呼ばれたので、その妹だから“小町”なのだ。
彼女も姉と同じく、女官になったそうだが、職種は采女(天皇の傍にいて、主として食事の世話)だったらしい。
天皇の傍で、食事の世話をしていれば、そのお下がりがあっただろう。
当時の『厨事類記』では、料理技術が格段に進歩し、煮物・焼き物・揚げ物・蒸し物・和え物など、いまの日本料理の原型が出揃っていたことが分かる。
そして、正月や儀式のある時には、大ご馳走が並ぶ。山海の美味・珍味、木の実・果物、餅菓子、そこに獣肉もあり、熊の掌も登場する。
熊の掌なら、あの傾国の美女・楊貴妃も食べただろう。
小町も天皇のお下がりを頂戴したに違いない。
編集者時代に何度か熊の掌は食べたが、プルプルしていたと言う印象より無い。
同じコラーゲンを摂るのなら、私は“鱶鰭”の方がいい。
アブラナ科の青梗菜(チンゲンサイ)は、ミネラル分も多いが、ビタミンCが豊富な野菜。
コラーゲンやコンドロイチンは、ビタミンCと一緒に摂取すると吸収がいい。
チンゲンサイに鱶鰭スープをかけて、コラーゲン効果バッチリ。
老化防止で、少しは頭スッキリ、晴れ晴れするかなぁ・・・。
最近のコメント