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2006年8月29日 (火)

“ハゼ”は誰でも釣れる?

Photo_386 竿も仕掛けも簡単でも、潮のあげ際を利用すれば『ハゼは馬鹿でも良く釣れる』の俗諺通りに、本当に釣れる。Photo_66

もう一つ俗諺に『秋彼岸の中日に釣ったハゼを食べると、中風にかからない』というのが有るが、この俗諺を信じないまでも、8月末から9月に入るとハゼ釣りが盛んになり、ハゼの天婦羅を食べる人が増えるそうだ。

なにしろ、これからがハゼの最も美味しい時季。

ハゼの寿命は1年くらいのもので、この頃になると当歳の稚魚でも10センチ以上(成魚で20センチほど)になり、天婦羅にはちょうどいい。

時たま、3年も生き永らえるツワモノもいて、これは“フルセ”と呼ばれ、釣れたら直ぐに細造りの刺身にする。これは絶品なのだが、こんなフルセには滅多にお目にかかれない。

さて、ハゼが馬鹿でも釣れると謂われる由縁は、この魚・・・とにかく食いしん坊。

餌の付いていない釣り針にでも引っかかることがあるのだ。

だから、人間でも、引っかかり易いと「あいつはダボハゼだ」と軽視される。

日本には、海水・淡水込みで約100種以上のハゼがいて、食用にするのは主に真ハゼ(本ハゼ)。世界を見れば、なんと600種以上の種類が・・・しかも、南海には1メートルを超えるのもいると言うから驚く。

ムツゴロウやドロメ、アゴハゼなどもハゼの仲間。北海道から九州に及ぶほぼ全域に分布していて、内湾の河口近くが棲息場所。

釣れたハゼは新鮮なうちに天婦羅にするのが一般的。

東京湾でも、船上で釣れたてのハゼを天婦羅で楽しませる釣り船が賑わう。

私は、群馬県・万場町の神無川を渡す数百匹の鯉幟取材で、時間待ちに川魚釣りをして、各社のレポーターを差し置いて、ただ一人、ヤマメ(小さい)を2尾釣って、現地青年たちに激賛(お世辞)され、以来、隠れ“釣りファン”なのだ。

料理人さんたちの釣り好きが集まって“太公望自慢会”を催すのに、何度か誘っていただいたが、当然、喜んで参加、私の腕でも食べきれないほど釣れ、家に持ち帰った。

多く釣れたら、串打ちして焼き、藁ツトに刺して保存すれば、正月の昆布巻きの芯にして美味しい。焼き干しとして出汁をとっても・・・。

腸ワタを出して白焼きし、煮浸しや甘露煮もいい。

小さいハゼなら、弱火で煎ってから、すり鉢で摺って粉状にし、焼き塩と合わせるとカルシウムたっぷりの振りかけが出来る。ご飯にもお浸しにも振りかけて・・・。

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