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2006年9月12日 (火)

秋の風情に欠かせない“栗”

実りの秋を象徴する栗は、古くから栽培されていた。Dsc02702

『古事記』や『万葉集』にも栗は登場する。

“桃栗三年、柿八年”と言うくらい、結実が早く、風土への適応性が強い。

ただ、栗のシーズンは短くて、9月~10月に集中。

一般的に、果樹と言えば“水菓子”と言われるくらい、瑞々しいものだが、栗はその点では穀類に近く、クルミやアーモンドに似ている。

主成分が澱粉と言う事で、奈良・平安時代には穀類と共に、同じ扱いで常食されていた。

ほかには、ビタミンB1・B2、蛋白質も含まれ、穀類に近い栄養価だ。

ブナ科の落葉樹で、日本原生の果樹。古く“五果(柑橘・棗・梨・柿・栗)”の一つに数えられる。

日本栗の原生種はシバグリで、小粒ながら美味・・・ゴルフ場などで良く拾って帰ることがあると思う。

現在、日本で全国的に栽培されているのは『銀寄』。

害虫に強くて早めに出荷出来る品種には、『筑波』『豊多摩早生』があるが、遅い品種では『岸根』が知られる。

栗は害虫が付き易いので、半日くらい水に漬け置き、水を替えることを2~3度遣った方がいいようだ。

ホクホクした口当たりと甘味は、またとない秋を実感させる味覚。

茹でてそのまま食べるのはもちろん美味しいが、アク抜きして渋皮を付けたまま煮る“渋皮煮”は美味しいし、栗ご飯、栗オコワもいい。

栗の甘露煮は手間がかかるが正月にも使える保存食。

旧くは、シバグリを干した物を“勝ち栗”と言って、縁起物にしていた。

菓子や料理(和・洋・中華)に使われる栗の量は、一般市販の倍以上になるそうだ。

欧米の街角で、「マロンショウ、マロンショウ!!」と、声高に売られているのは、ヨーロッパ栗という小型の栗を焼いたもの。

フランスのマロングラッセのマロンとは、料理用の栗で、一般的な栗は「チェスナッツ」と言う。

『甘栗太郎』などでお馴染みの甘栗に使うのは、中国栗。中国北部原産で小粒ながら甘味が強い。

栗の語源は、黒or涅(くり=黒い土・暗い世界)、コロ(石の古語)など諸説あるが決めては無い。

レンジで出来る甘栗を使った中華風オコワ(4人分)647

  1. 戻した干し海老(大2)。
  2. 戻した椎茸(2枚)と焼き豚(100g)と茹で筍(50g)はそれぞれ7~8ミリ角切り。
  3. 葱(1/2本)は8ミリ幅に小口切り。
  4. レンジ対応の耐熱容器に、洗った餅米(2カップ)と、干し海老の戻し汁と鶏がら顆粒スープを合わせて(300cc)、酒(大2)、醤油(大1)、砂糖(小1)、塩少々を加え混ぜ、10分ほど置く。
  5. レンジに入れる前に、胡麻油とサラダ油(小1)を混ぜ、1・2・3の具を入れて、蓋をしたら、500Wで10分加熱。
  6. 上下を混ぜて、殻を剥いた甘栗10~12粒ほど加え、さらに7分加熱。
  7. そのまま約10分蒸らして、盛り付け、あれば香菜など散らす。

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