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2006年10月13日 (金)

柳の葉が変身“シシャモ”

シシャモを漢字で書くと“柳葉魚”。Photo_336

これは、アイヌ伝説に由来する。

昔、アイヌの親孝行な美しい(ピリカ)娘(メノコ)が、飢饉で作物も無い上、頼みの鮭も不漁。

病弱な親に食べさせる物にも不自由し、困り果てて、川のほとりで神に祈りを捧げていた。

その孝心が通じたのか、傍の柳の葉が川に次々に散り落ち、川に入った途端に魚に化した。

Photo_337この魚は、アイヌ語で『柳の葉=シュシュハム』と呼ばれ、それが訛ってシシャモになった。

北海道沿岸では、厳しい冬が来る前に、産卵のために海から河口に群れを成して上がってくる。

このシシャモはたっぷり卵を抱えて美味。ただ、魚通はこの子持ちシシャモより、味の深いオスのシシャモを好むと言う。

近年、店頭に出ているシシャモは、殆どがカナダやノルウェー、ロシア産の“カラフトシシャモ”。

北海道のシシャモとの違いは、川を遡上することなく、生涯を海で過ごすこと。

形が酷似して、値段が安く重宝されているが、味は北海道物が上だ。

生干しで売られているので、炙って食べるが、揚げ物や煮浸し、南蛮漬けにしても美味しい。

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