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2006年10月23日 (月)

太宰 治の好んだ『飯の友』

太宰 治の小説『津軽』に書かれている、津軽地方の郷土料理“かやき味噌”。

これは、貝焼き味噌の訛りで、大きな帆立貝の殻で煮た卵味噌のことだ。

最近の居酒屋などでは、生の貝柱や豆腐・野菜などを入れて味噌仕立ての鍋にして“かやき味噌鍋”として、メニューに載せているが、元はいたってシンプルなもの。

シンプルながら、飯の友にも酒肴にもいい味なのだ。

最も、津軽の一般家庭的な作り方は、

  • 味噌と砂糖を酒少々と昆布だしで濃い目にのばす。
  • 大きな帆立の殻(小鍋で良い)に、上のタレを少し入れて、煮立ったところに、鰹節を散らし、溶き卵でとじる。

これを、少しレベルアップして、ばら色婆ァバ風かやき味噌 (1人分)

  • 干し貝柱一個を酒大匙一杯で戻す。
  • 小鍋に味噌大匙一杯と、貝柱を戻した酒に味醂を足して大匙一杯分を入れてのばし、戻した貝柱を細かくほぐして入れる。
  • 煮立ったら、溶き卵でとじ、小葱など散らして供す。

さらに、バージョンアップした、ばら色婆ァバ風かやき味噌Ⅱ (1人前)

  • 味噌大匙一杯を味醂と酒、昆布出汁で濃い目にのばす。
  • 生帆立貝柱を四つ割ほどにして、豆腐や葱などと煮込む。
  • 溶き卵を回しかけ、少し蒸らして、卵に火が通った頃に鰹節を振り入れる。
  • 丼にご飯をよそい、上にこの具を載せて、香味野菜を散らす。

簡単で、結構美味しい、“太宰 治の『津軽』の味”、お試しあれ。

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