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2006年10月 5日 (木)

オデコで胴長?、つぶらな瞳が愛嬌の“アマダイ”

淡い甘味があるので“甘鯛(アマダイ)”と呼ばれている。Photo_349

実は鯛科ではなく、アマダイ科と独立している。

本州の中部以南の深海の砂底に、穴を掘って棲息している、珍しい生態の魚だ。

赤甘鯛、黄甘鯛、白甘鯛の三種が主として知られるが、中でも、若狭湾などの日本海物は赤甘鯛が多く『ぐじ』と呼ばれて知られる。

その昔、若狭から、塩をした甘鯛を馬の背に乗せて運ぶと、京都に到着する頃には、ちょうどいい具合に水分も抜け、美味しくなっていたと言う。

Photo_348つまり、そのまま料理すると、身が少し水っぽいのだ。

関東以北では馴染みの薄い魚だが、関西から山陰・九州にかけては、高級魚として珍重されている。

とくに秋から冬の旬の日本海物は美味しい。

白甘鯛が最高級の味と言われるが、何しろ漁獲量も少なく、市場に出ない。

赤甘鯛の中で、『興津鯛』と呼ばれる静岡名産の一夜干しは、軽く焙って毟るように箸で食べる・・・なかなかの佳品。

頭でっかちで、オデコが出張って、鼻の下が長い・・・何とも親しみ易い風貌だ。

高知の土佐辺りでは、“びた”と呼ばれる。謂われは何だろう。

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