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疣鯛(いぼたい)、真名鰹(まなかつお)科に属すだけに、並の鯛より味わいがあり美味しい魚だ。
ただ、名前が良くない・・・どうもイメージが悪いらしく、高い評価が得られない。
そのせいか、通称“エボダイ”と訛ったまま呼ばれることが多い。
体形は幅広で平たい。鼻先が丸く、口が小さく、結構可愛い。
鉛色の皮は成魚でも17~18センチ程度にしかならない。
煮魚、焼魚、白味噌に漬けた“西京漬け”にして焼くと絶品。
椀だね、ちり鍋、ムニエル、フライ・・・なんでも美味しいのだが、皮が傷つき易いため、殆どは生で売られず、干物に加工される。
《ば~ばの食べ物事典》
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