美味しさ周年“天然真鯛”
いつも、青森から美味しい物を送ってくれる、大親友といえる知人は、ご主人が「超」が付くほどの太公望。
今回は、釣り上げたばかりの“真鯛”を送ってくれた。
釣り好きが、釣り上げたのだから、当然ながら天然物。しかもメス(腹にまだ小さいが眞子を抱えていた)。
体長約55センチの大物だ。メールのよると、50センチクラスが3匹釣れたそうだ。
小物は隣近所に配り、大物の一番大きなのを送ってくれたらしい。
- 白胡麻を摺り、醤油と少量の麺つゆを加えたタレを作る。
- 刺身用に切った鯛を1~2晩ほど漬け置く。
- お茶漬けもいいが、万能葱を巻くと酒肴に良く合う。さて他には、どんな料理で食べて、「美味しかった」と報告しようか。
見事な鯛は、なまじ弄くるより、定番料理が一番かと決めた。
まずは皮を湯引きした刺身“鹿の子”。 上身の昆布締め。
硬い頭骨を真っ二つに割って“兜煮”。
小さな真子(卵)を抱えていたので、兜とともに煮付ける。
骨やアラは酒蒸して削ぎ取った身は、炊き込み飯にしよう。
ついでに鱗は素揚げして、塩をパラッと振りチップに。いいツマミになる。
これで、大きな鯛を丸ごと一匹、無駄なく料理。
瀬戸内海では、春・産卵期の鯛(俗に“桜鯛”という)が珍重されるが、裏日本や北日本では水温の関係で、春の漁期が遅れて、味が落ちた産卵後になるため、かえって味を取り戻した秋の鯛が美味しいのだ。
鯛の身は、癖が無く淡白な上、小骨が少なく食べ易い、中毒の心配が殆ど無い・・・と、万人向きだという。
それにしても、日本人は鯛が好きで、祝い事には欠かせない魚だ。
この鯛も、ご主人が夫の退職を祝って鯛を送ろうと、仕事と天候の兼ね合いをつけて、釣りに行ったそうだ。
記念に、『鯛の中にあるタイ』(カマの胸鰭の付け根の骨)を取っておいた。
やがて飴色になるまで、頭が離れずカチンコチンになれば、いいことがあると言い伝えがある。





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