葉は民間薬、茎は食用“石蕗”
ただ、散歩していると、塀際や石垣に“ツワブキ”の黄色い花が咲いているのを見る。
このツワブキの茎が、キャラブキの佃煮になる、
花はツワブキ、茎はキャラブキなのか?。なんだか狐に抓まれたような・・・。
“石蕗(つわぶき)”・・・なんで石なんだろうと調べた。
葉が艶やかで、茎が蕗に似ているから<艶蕗>ツヤブキ、それが訛ってツワブキになったという説。
葉が蕗より厚いから<厚葉蕗>アツバブキ、その訛りだという説。
諸説あったが、ツワブキの名の由来に関するせつばかりで、石の字が当てられた事情はよく分からない。
菊科の多年草で、自生は本州中部以南の海岸付近に多く見られる。
花期は10~12月、黄色の頭花を円錐花序に咲かせる。
多肉質の葉は、若芽の時期には茶色の綿毛で覆われている。
葉は火で炙り、腫れ物の吸出し用に患部に貼ったり、青汁が出るほど揉んで打撲傷に貼ったりするほか、絞り汁や煮出し汁は、魚の中毒に効くと言われて、いろいろな民間療法に使われる。
丈夫で、育成が早く簡単なことと、常緑の葉は艶があって、その上に花も可愛らしいと、園芸にも人気がある。
鉢植えにされて外国にも輸出されて、これも人気が高くなっている。
海岸付近に自生するので“磯蕗”、海岸付近でも砂地よりは崖地に多いので“山蕗”などの別称がある。
花言葉は「愛よ、蘇れ」-----愛が冷えたと感じている人、鉢植えでも買ってみる?。
効果があるかどうかの責は負わないが。
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