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2006年12月29日 (金)

“歳夜祭”にはナマハゲが来るぞ!

明後日の大晦日の夜は、日本の各地で伝統の“歳夜祭り”が行われる。Dsc03515

良く知られているのは、京都の『白朮詣(おけらまいり)』、山形の『松例祭(しょうれいさい)』、そして有名な秋田の『なまはげ』。

『白朮詣』は、祇園の八坂神社の行事で、社前に白朮の篝火を焚き、参詣者はその火を吉兆縄に移して、火が消えないようにグルグル回しながら家に持ち帰る。

この火種で熾した火で雑煮を煮て、神棚の灯明に火を付ける。これで一年の息災を願うのだ。

『松例祭』は、出羽三山神社の祭礼で、元は羽黒山の修験者が行った結願行事。

住民から選ばれた二人の松聖(まつのひじり)が執行。本祭りは火が付いた大松明を引く“ツツガ虫送り”や、“火打ち替え”“松打ち”などの神事がある。

『なまはげ』は、秋田県男鹿地方に伝わる来訪行事で、鬼に仮託した神の降臨とされる“なまはげ”が各家を訪ねる。

つまりは、鬼面と蓑で扮装したオトコたちが、木製の包丁や手桶を持ち「泣く子はいねが、怠け者はいねが」と声高に回り歩くのだが、《ナモミハギ》の転訛だと言われている。

子供たちは怖い思い出から、怠けてはいけないと学び、大人は躾役の当番に、酒や軽食を振舞って労う・・・素朴に信じるものがあった時代・・・残しておきたい祭事だ。

楽しい正月の前に、大晦日の“歳夜祭”で『なまはげ』が来る。

子供たちは、ワクワクしながらもドキドキしている年末だ。

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