女性上位の“蝤蛑(がざみ)”
抱いている卵の量で値打ちが決まると言われる“蝤蛑(がざみ)”。
俗に“ワタリガニ”と呼ばれ、冬場が最も美味しい時季だ。
ズワイガニほど高級品扱いはされないが、ポクポクと締まった歯触りのガザミの美味しさも格別なのだ。
東京あたりでも獲れる『蟹』と言えば、まず挙げられるのがこのガザミ(ワタリガニ)。
薄鼠色で、甲羅は菱形。10脚目短尾亜目ワタリガニ科で、砂泥底に棲み、群れをなして移動する。
ズワイガニなどは脚を主に食べるが、ガザミは甲羅に詰まっている部分(胸部)を主に食べる。
とくにその部分に抱える卵が絶品で、従ってこの卵の量で値打ちが決まると言われるのだ。
冬場は、この卵やミソ(肝臓)がギッシリと詰まったメスが多く獲れる。
ズワイガニでは、コウバコとよばれるメスより、オスの方が高価なのだが、ガザミに関しては断然に女性優位。メスが珍重されるのだ。
見分け方としては、俗に「蟹のふんどし」と言われる、裏側の三角部分が幅広であればメス。
しかも、そのフンドシが真っ白で、脚の付け根が桜色なら最上品。
二杯酢、鍋物、唐揚げなどで食べるが、近年は韓国の名物料理『ワタリガニのケジャン』が人気で、通販などで売れているそうだ。ガザミをキムチのようにコチュジャンで漬け、ヤンニョムを付けて食べる。
また、パスタやブイヤベースなどに使っても抜群に美味しい。
和・洋・中華など、どう料理してもコクのあるミソが濃い旨味になるようだ。
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コメント
渡り蟹も超でっかくて生きてるのは、高いですね。
姫路にいたとき、朝、魚屋の前を通りと一抱えもありそうな渡り蟹が箱の中にたくさん動いてました。
秋の祭りには、渡り蟹をどの家もご馳走で食べるそうです。
投稿 ナベショー | 2006年12月 6日 (水) 22時03分
ナベショー様
ひと抱えもある“ガザミ”なんて、味噌の量も半端じゃないのでしょうね。
食べてみたい・・・。
投稿 ばら色婆ァバ | 2006年12月 6日 (水) 22時13分
松戸の工場にいた時、松戸工業会の会食はいつもマブチモーターズの迎賓館、、毎年瀬戸内海の漁師から一年がかりで選りすぐりの超特大の渡り蟹を取り寄せて、大広間での100人以上の大宴会に、一人一匹づつお膳にど~んと出される、、、、これが毎年の楽しみで、欠席する会員はいなかった、、、、、いにしえの思い出です。
投稿 ナベショー | 2006年12月 6日 (水) 22時42分