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2007年1月13日 (土)

“黒ソイ”は北海の鯛

Photo_233 一週間前に“真鱈”を送ってくださったばかりなのに、今日また親友J子さんから“黒ソイ”が2匹届いた。

何しろデザイナーをしているご主人(我が愚息が目標にする人)の目下のメイン仕事は町のランドマークを作る・・・つまり、町全体をデザインすること。

だから、各地を調査に歩き、土地ごとに市場に寄っては美味しい魚・珍しい魚を見つけるのが趣味。

が、実は大の釣り好きで、仕事のストレス解消・・・と称して、行く先々で釣りも楽しむと言う。しかも、それでいて釣る魚はプロ級なのだ。

J子さん曰く、「魚を買うため、釣るために、港に近い町の仕事なら報酬を聞きもしないで喜んで引き受けてるのよ。」と、奥様としても結構嬉しそう。

何より、誰より嬉しいのは私で、おかげさまでいろいろな魚が食べられる。

昨年11月には、見事な60センチ超“真鯛”を2匹釣り上げ、1匹送ってくださったし、12月には男鹿の市場からハタハタ。正月は5日釣り真鱈。

今回頂いたのも、青森県・平内(陸奥湾)の釣り“黒ソイ”だが、この“黒ソイ”は、北海の鯛とも称される。

かつては高級魚でなかなか食べられない魚だったが、最近では漁獲も増え、また養殖も始まったので、買い求め易くなってきた。

カサゴやメバルの仲間で、フサカサゴ科メバル属。体長は20~30センチ。

30センチクラスのものはなかなか釣れないと言うが、これはそれを超えるくらいの大物だった。

主として西日本以北で多く獲れるが、日本各地で釣り人に人気がある。

6~7月頃に産卵するが、珍しい卵胎生魚だ。

根付き魚なので、一年中獲れるが、食べて美味しいのはいまの時季。

夜行性で、テトラポットや沈船などの障害物に隠れるように棲息している。

淡白な白身魚で、刺身にするとコリコリした食感は河豚にも似ている。

まず、手前の大きな1匹は刺身にした。

刺身のあとのアラは潮汁にすると、品のあるいい出汁が出る。Photo_236 Photo_237

冬は、鍋にすることが多いが、美味しくて鍋底を突くから、この魚も「鍋壊し」と言われる。

迷ったが、あと1匹は塩焼きにした。Photo_238

煮付けも美味しいが、中国の鯉料理のように、丸ごと唐揚げにして野菜や茸の甘酢餡をかけたものはかなり美味。昔は父のリクエストで、母がよく作っていた。

中国では祝いの席に、こうした料理が出されるそうだ。

室蘭市の魚に制定されている。

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