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2007年1月30日 (火)

「浅草海苔」は浅草で採れた

外国人には「カーボンペーパー」とか「ブラックペーパー」とか言われて、なかなか馴染んでもらえない“漉き海苔”。

海苔はお弁当に、おにぎりに、海苔巻きに、そしてお茶漬けにも欠かせない。

海藻好きな日本人は、千年以上も昔から海苔を採取し食べていた。

しかし、養殖して、和紙のような“漉き海苔”を作るようになったのは、約300年ほど前からのこと。

この“漉き海苔”の発祥は浅草。正確には浅草~深川、そして大森海岸と言われている。

エッ!、浅草に海なんて無いじゃん・・・と思うだろうが、いまでこそ浅草に海岸の面影など求めても見当たらないが、昔は浅草のそばまで海岸だったのだ。

深川もいまは海から遠いが、『深川丼』に浅蜊が使われていることで想像できるが、漁師町だった。

“浅草海苔”の名に、少し想像力を働かせて・・・も無理かな。

いまでは、東京湾の海苔は、千葉の一角に若干見られる程度。

海苔の最盛期は寒の内だけ。

良質の海苔は香りが良く、透かして見て穴が無く、薄手で均一に漉いてある。

青味を帯びた黒が上等品で、赤や紫が混じっていない方がいい。

当然だが、選ぶ時はパリッとして艶のあるものを。

海苔の焼きすぎは味も香りも損なう。二枚を外表に合わせ、強火の遠火でサッと火取るくらいでいい。

因みに、海苔の表は艶のいい方だ。焼き海苔に醤油を付ける時は裏(ザラッとした方)にほんの少し。

もしも湿気てしまったら、「しょうがないから捨てちゃう」??・・・そんな勿体無い。

もともと乾燥したものに水分が戻っただけ。醤油と味醂で煮て佃煮風に、千切って味噌汁に、野菜やハムとチキンブイヨンで煮れば中華風スープに。

海苔のフライ

海苔が湿気たり、余ったりしたら、みんながビックリ絶賛の揚げ物に。

  • 海苔(八つ切り程度)に、薄く梅肉を塗り、もう一枚重ねる。
  • 通常のフライのように揚げるが、長く揚げる必要が無いので出来ればパン粉は乾燥物がいい。
  • 海苔は味付け海苔でも構わないし、挟むのは、梅肉に限らず、好みでマヨネーズや胡麻油、チーズ、山葵漬けなどでも美味しい。

大人にはワインやビールのツマミに、子供のおやつにもなる。

衣は天婦羅の衣に替えてもいいだろう。

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