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2007年1月20日 (土)

寒夜に通の三酒と“昆布煮”

今日は【センター試験初日】・・・「気の毒に、今年も雪が降るんだろうね」と言っていたら、案の定、昼過ぎにチラチラ。

《大寒》とはいえ、何だって毎年【センター試験】というと雪になるのだろう。

娘や息子の時(当時は“共通一次”と言った)も雪で、とくに息子の時は、交通機関がマヒするほどの大雪だった。

ま、今日の雪は、ほんの数分で止み、積もるどころか濡れるまでもいかないくらいで良かったが・・・。024

それにしても、朝から気温も上がらず、いかにも《大寒》だ。

こんな寒さの厳しい夜、勤めを終えて家路への帰路。

疲れた身体を引きずるように歩いていると・・・『ひれ酒有り升』なんて張り紙が・・・。

酒好きの人ならつい暖簾をくぐりたくなるのだろう。

俗に、酒の醍醐味は“通の三酒”と呼ばれる飲み方に極まるという。

それは、まず乾燥した河豚のヒレを焦げ気味に焙って熱燗を注ぐ『ひれ酒』。

次に、ゆでた蟹の甲羅を外して味噌を食べた後に熱燗を注ぐ『甲羅酒』。

三つ目は、烏賊徳利に熱燗を注ぐ『烏賊徳利酒』だそうだ。

いずれも、酒のコクを増し、香りが迫ってくる感じで、酒の味わいが濃厚になる飲み方だろう。

身体が温まり、寒い季節には旨いと思える共通点がある。

ヒレ酒や甲羅酒は「一気に飲み干せ」と酒の通人は言うが、旨味が堪能出来るぶん、酔いは早く回るようだ。

旨味と香りは一度きり・・・烏賊徳利でさえ、せいぜい2回が限度。いやしく何度も飲もうとしても、後は生臭みが出るだけ・・・味も素っ気も無いのだ。

どんな酒にもご飯にもお奨めだが、特に日本酒に推薦したい一品。

昆布の紫蘇巻き煮(4人分)063_1

すっごく簡単、でも美味しくてゴメン。

  1. 昆布は水で戻して使う。戻した状態で300gほど。
  2. 約20センチの長さに切り揃え、広げて青紫蘇を並べて巻き込んでいく。解けないようにタコ糸で3~4箇所を結んでおくといい。
  3. 水400cc、薄口醤油20ccを鍋に入れ、2を並べて、落し蓋をして弱火でじっくりと味を含ませて煮る。

酒類が好きな私だが、なぜか日本酒はすぐに酔う。

「日本酒に弱いと言いますが、誰でも2合も3合も飲めば酔います。弱いと言うのは、お猪口に一つ・二つで酔うことを言うのですよ」と夫が冷ややかに・・・そうだったのか。

そんな酒豪?の私は、たまに日本酒を飲む時は、純米酒か吟醸酒を冷で飲むのが好き。

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