“納豆入りチョコケーキ”って?
花粉症が出た!・・・と思ったら、今日は《春一番》が吹いた。
春だ、本格的な冬を味わう間も無く、すっかり春になっちゃった。
そして、今日は思春期を過ぎた男性や女性にとっては、いろいろと悩み多い“バレンタインディー”だ。
バレンタインディー・・・編集者時代には、商業ベースに乗って、チョコレートをたくさん買い、執筆家や取材先オーナー、シェフたちに配り歩いた時代もあった。
夫や息子が、頂いたチョコレートの数を競ったこともある。
今年は、夫が退職して、去年までのように、女子社員たちから頂いたチョコレートを持ち帰ってくる・・・それを全部いただく私の楽しみも無くなった。
甘いもの(菓子、ケーキ、飴・・・etc)には一切手を付けない夫に、手作りのケーキなんて作っても無駄かと思ったが、ちょっと驚かせてやろうと、数年前に覚えたケーキを再現してみた。
皆さんもビックリなさるだろう【納豆入りチョコレートケーキ】。
エッ!、と思われるだろうが、最近、常磐自動車道・守谷サービスエリアで“チョコ納豆”というのが話題と人気を呼んでいる。
“麦チョコ”の納豆版だが、これって何だか病みつきになる味なのだ。
この人気の“チョコ納豆”が売り出されるより早く、ある納豆メーカーの取材で覚えたのが【納豆入りチョコレートケーキ】だった。
子供たちが家庭を持つ前のことだったから、早速作って「思ったよりニオイが無く美味しい」と。
今日、作ったものは、現在の我が家流で、使用する砂糖はノンカロリーのラカント、しかもかなり量を減らした。
ただし、ご紹介するのは、覚えたレシピ通りの分量なので、実際私たち(夫は、これも「甘い」と一口だけ)が食べたものより甘さが出て、ふつうのケーキ並みだと思う。
エッ!、と思われたろうが、間違いなく“納豆”を入れるのだ。
- オーブンを180℃に設定、温めておく。
- チョコレートケーキ<バター(110g)と卵(2個)は室温に戻す。小麦粉(薄力粉・170g)とベーキングパウダー(小2)、ココア(60g)はふるっておく。>
- ケーキ型に合わせてクッキングシートを切り、底と側面に当てる。
- ボールに、バターと砂糖170gを入れてよく混ぜ、解きほぐした卵を少しずつ混ぜながら加える。
- 卵が全部混ざったら、牛乳(大4)を少しずつ加えて混ぜ、2を加えて、切るようにサックリ混ぜる。
- 刻んだ胡桃を混ぜ、3に流し込む。
- 型を1に入れ、40~45分焼く(竹串をさしてみて、何も付いてこなければOK)。
- 粗熱が取れたら、型から外し、網に乗せて冷ます。
- チョコレートクリーム=生クリーム(1カップ)を鍋に入れて煮立たせ、刻んだビターチョコレート(100g)を加えて火を止め、よく混ぜる。
- 鍋底を氷水に当てて、混ぜながら冷し、ちゃんと冷えてから納豆を加え混ぜる。
- 7を厚味を半分に横に切り、10を塗ってはさむ。
- 出来れば泡立てた生クリームや胡桃などでデコレートする。
※チョコレートクリームをしっかり冷さないで納豆を加えると、納豆のにおいが強くなり、食べ難いものになる。
納豆に熱を通さなければ、まさかと思える風味のケーキになる。
何事も「百聞は一見にしかず」・・・好奇心と時間のある方はお試しあれ。
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