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2007年2月 6日 (火)

風邪には「卵酒」か“チーズスープ”か

あまりの暖冬で、気温変化への油断から、かえって風邪引きが多くなっているそうだ。

うっかり薄着で一日中過ごしたり、そのまま外に出たりするのだろう。

ブルッときて、クシャンとなったら・・・まず“風邪薬”かな?。それとも・・・。

風邪の民間薬としては、各地・各家庭にいろいろな方法が伝承されている。033_1

葱の味噌汁、葱の黒焼き、ミカンの丸焼き、レモン酒・・・際限ないくらいたくさんある。

中で、なんと言っても圧倒的に奨める人が多いのは“卵酒”。

『本朝食鑑』でも「精を益し、気を盛んにして脾胃を整える」と、滋養強壮の薬効を説いている。

酒は「百薬の長」とも言われるように、元々は薬だった。

卵も、いまと違って貴重な栄養源だったから、それらを混ぜて飲むこと自体が、かなり“気”から治った(病は気から・・・)のではないだろうか。

江戸時代後期の『料理物語』には、砂糖ではなく「塩を少々入れる」と書いてあるが、当時の砂糖は高価で手に入りにくかったのだ。

卵酒の作り方は、家庭によって少しずつ違う。

  • (その1) 酒だけを煮立て、砂糖を入れたら火を止める。1分ほど置いて卵黄を入れ、良く攪拌する。
  • (その2) 卵黄に砂糖を混ぜ、湯煎にかけて混ぜ溶かし、酒を少しずつ加えて入れ伸ばしていく。

他にもあるだろうが、それは好みでいいだろう。

分量としては酒200ccに卵黄1個、砂糖は小匙2杯くらいから大匙3杯くらいまで、甘さ加減は好き好き。

全卵を使ってもいいのだが、白身はダマになり易い。

攪拌するには、割り箸を5~6本束にして、手早く混ぜると失敗が少ない。

ところで、下戸の風邪引きには“卵酒”よりお奨め、甘さが苦手な呑ん兵衛にも甘い“卵酒”より効くかも知れないスープは如何?。

ばら色婆ァバ“チーズスープ” (4人分)047

  1. ブールマニエ(クリームシューのルゥ)を作る。小麦粉(大2)とバターを同量(厳密でなくてもOK)用意。常温で軟らかくしたバターをクリーム状に練り、小麦粉を加えてバターと馴染むまで混ぜておく。
  2. チェダーチーズ80gを摩り下ろす。
  3. 鍋に湯(3&1/2カップ)を入れ、固形チキンスープ1個を崩し入れる。
  4. 牛乳(1/4カップ)を3に加え、煮立たせないように弱火で温め、1を千切るように少しずつ加えて良く混ぜ合わせる。
  5. なべの中が充分に馴染んだら、2を少しずつ振り入れ、溶けたら塩・胡椒で調味。
  6. 器に注いだら、好みでクラッカーの砕いたものやクルトンを浮かべてもいい。

3のスープは鶏がらで取ったものを使うと更に美味しい。

いろいろ面倒なことはイヤ、という方は市販のクリームトシチューの素をブールマニエの代わりに使ってもOK。

また、1のブールマニエは多めに作って、アルミホイルにキッチリ包み冷凍しておくと、ホワイトソースなどのルウに使える。使う時は凍ったまま適宜切って・・・。

花粉が飛び始めたというが、“花粉症”には早いようで、ちょっと体調を崩したか風邪っぽく、この歳になって扁桃腺が腫れて微熱。

チーズスープを飲んで早めに寝よう。

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