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“蛍烏賊”は海の妖精

春から初夏にかけての時季、富山湾の夜は青白い光を放つ妖精が夢の世界に誘う。

妖精の正体は、産卵のために群れをなして湾内に押し寄せる“蛍烏賊(ほたるいか)”だ。227

夕暮れ時になると、“蛍烏賊”は産卵のために海面近くまで浮上、青白い光を放つ。

この「蛍烏賊群遊面」は、特別天然記念物になっていて、こうした自然の神秘をひと目観ようと観光客が押しかける。

この海面を見る観光船が、滑川や魚津から出ているが・・・。

さて、困ったことには、『蛍烏賊会館』なる展示館があるが、生簀のように蛍烏賊が泳ぐ・・・「おや、旨そう」とばかりに、一杯機嫌で生簀から手掴みで、頂戴する輩もいると言う。

233_1蛍烏賊は傷みやすく、ボイルされての出荷が殆どだ。

運良く生の蛍烏賊が手に入ったら、やはり刺身でしょ。目玉やカラス(口)を取る手間を惜しまなければ絶品。

卓上の小鍋でサッと湯通し“釜上げ”を酢味噌(芥子醤油でも)に付け食べる。

産地なら踊り食いでも・・・新鮮なほど旨い。寿司種にしてもオツな味だ。長い足の先には毒があるなんて言う伝えもあるが、毒に遣られた話は聴いたことが無い。

漁れたてをそのまま醤油に漬けこんだ“沖漬け”は、上戸には堪えられない肴だ。 Photo_364

一般的にはボイル物が入手し易い、酢味噌・生姜醤油・山葵醤油で食べる他、サラダ・味噌汁・炒め物・豆腐と煮付けなどに使える。

最近は、輸送事情が良くなり、刺身用に生の出荷もある。鮮度がいいものは内臓が透けて赤っぽく輝いている。

生の“蛍烏賊”は、刺身もいいが、卓_225上でしゃぶしゃぶ風に茹でながら、熱々を芥子酢味噌で食べる「釜揚げ」が美味しい。

蛍烏賊と菜の花の酢味噌233

一般的に入手しやすいボイル物は、酢味噌で和えるのが食べ易い。

生姜醤油や山葵醤油、芥子醤油もいい。

225産地で、獲れたてをDsc00457_1醤油に漬け込んだ「沖作り」は酒肴にピッタリだ。

春キャベツと一緒に炒め、アンチョビで味付けしたもの。

春野菜とサラダに、パスタにも。

天婦羅や味噌汁にも美味しく使える。

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コメント

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投稿 新・無料ブログサービス「リスッパ!」 | 2007年3月15日 (木) 20時58分

ご無沙汰しております。記事を拝見して、「あ~、もう蛍烏賊の季節になったのだな~」と気がつきました。蛍烏賊の群、いつか見てみたいな、と思いました。
忙しく暮らしていると、季節が移り変わるのを感じても「楽しむ」余裕がなくなってしまいそうで、そんな時、ば~ば様のブログを見ると、ほっとしてしまいます^^。

投稿 riezon | 2007年3月16日 (金) 10時43分

riezon様
お忙しそうですね。
忙しいということは、ご活躍されている証拠。

間もなく、新しいスケジュールも増えますね。
体調管理、くれぐれもね。

投稿 ば~ば | 2007年3月16日 (金) 10時58分

あぁ、蛍烏賊だ~!本当に美味しそう!
酢味噌で食べたいですねぇ。暖かくなってきたし・・・できればヒヤ酒と共に(笑)。
沖漬けも炒めも美味しそう。炒めはヤリイカなんかでも
美味しいですよね~。ゴックン。
第一節の詩的な描写、素敵です~。ワタクシメに爪の垢を下さい。

投稿 ダブチ | 2007年3月16日 (金) 15時11分

小さなころ沖漬けが大好きで祖父や父のおつまみをもらっては
ちびりちびりと食べたことを思い出します。
(酒飲みになるって祖母は心配してました!)
ちょっと体調が悪いときに蛍烏賊の沖漬け食べると元気になるような気がしたときもありました。
あぁ~!蛍烏賊で美味しい日本酒を熱燗でちびりちびりとしたいものです。(ただいま禁酒のためできないけれど・・・)

投稿 でぶりん | 2007年3月16日 (金) 15時45分

ダブチ様
子供が寝て、やっと夫も帰宅、のんびり差し向かいの一杯(私は一杯が二杯・・・はて何杯飲んだか)。
夫の帰宅を待つ間に、蛍烏賊の目玉を取って、酢味噌を作って・・・。
沖作りなら、もっと簡単に肴です。

投稿 ば~ば | 2007年3月16日 (金) 16時32分

でぶりん様
沖作り、これは絶対酒の肴ですね。
大根おろしと混ぜるとサッパリ、いくらでも食べられる。
ワインにも合うんですよ(沖作りの汁にマヨネーズを少し溶きます)。

投稿 ば~ば | 2007年3月16日 (金) 16時36分

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