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2007年3月23日 (金)

“のれそれ”って?

“のれそれ”という魚をご存知だろうか。335

「乗れ、そ~れ!」「やれ、行け~!」と、いかにも乗りと威勢のいい感じだの名だが・・・。

正確に言うと、それは魚の名前ではなく「マアナゴの稚魚」を、高知県辺りで呼ぶ名だ。

つまりレプトケファルス(Leptocephalus)の一つ。

レプトケファルスとは、ウナギやアナゴ、ハモの類に見られる、平たくて細長い透明な幼生のこと。

ウナギのレプトケファルスは“シラスウナギ”として、ウナギ養殖業者に珍重される。

マアナゴのレストケファルスが、高知で“のれそれ”と呼ばれるものなのだが、現地では生きたままを土佐酢や三倍酢に潜らせて《踊り食い》にする。

淡路島の辺りでは“洟垂れ(はなたれ)”などと呼ぶらしい。

市場では生は見かけないが、刺身用として売られている。336

ポン酢や生姜醤油で食べるが、ゼラチン質が喉にトロリと滑り込む感じだ。

目が付いていることに気が付かなければ、《葛きり》かと間違えそうな透明感と舌触りだ。

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