トロピカル・フルーツ
♪君たちキウイ、パパイヤ、マンゴーだね~~~♪・・・果物の順序が違ったかな?。
ずいぶん流行った歌だが、古い歌になってしまった。
マンゴーはフィリッピンとメキシコが主産地で、フィリッピンはあの懐かしの歌《♪モンテンルパの夜は更けて》の辺りが大産地。
黄桃に似た味が日本人に好まれている。
一説には、お釈迦様が瞑想に耽り、開眼したのは菩提樹の木の下と言われるが、印度ではその木は“マンゴー”だと信じられている。
パパイヤは、チチウリノキ科で、草木様の常緑小木で、果実は幹のてっぺんから乳房のように群れて下がっている。
スペイン語やポルトガル語では、パパイヤを母の乳房とみて「マモン」とか「ママオ」と言う。
ネットリした食味で低カロリー、パパイン酵素が肉質を柔らかにする効果があるそうで、消化にいいと言う。
プイリッピンでは、赤ちゃんの離乳食にも使われるそうだ。
東南アジアで「パパイヤ」と言うのは、「能無し」と言っていること・・・ご用心。
日本人に急速に親しまれ、定着したのはキウイ・フルーツ。
マタタビ科で、マタタビより大きいのでオニマタタビと呼ばれる。
北半球の原産地は中国・揚子江沿岸で、猿に似ているからと「彌猴桃(びこうとう)」。
それが南半球のニュージーランドに持ち込まれると、気候風土が合ったようで、原産地より大きく甘い実になった。
その実は、猿ではなく国鳥のキウイ(Kiwi=無翼鳥)に似ているから「キウイ・フルーツ」と。
近年では、国内栽培も盛んで、南半球と季節が逆になるだけに、切れ間無く市場に出る果物になっている。
単なる果物としてだけでなく、料理やスイーツ素材として、広まっているトロピカル・フルーツ。
国産ものも増えて、ますますシェアを広げそうだ。
★本日は突然に、夫の知人のお通夜の報せがきて、夫婦で出かけることに(
雷が鳴り出して、いやだなぁ・・・、でも行かなくっちゃ)。
よって、夕食は無い。
そこで、季節的に国産果物の端境期でもあり、南国フルーツを取り上げた。
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