GWはラクチン・簡単“韮”料理
このGWの料理テーマは、ラクチン・美味しい・栄養も偏らない・・・しかも高く付かない料理に決めた。
夫が“サンディー毎日”になってからの私は、逆に“年中無休”なのだ。
行楽は、渋滞の時期を外して、平日にゆっくり行けばいい。
でも、せめて暦の字が赤い日は、私も寛ぎたいではないか。
古い時代、葱は“ギ”で、貴族たちは“ギ”だから「一文字=ヒトモジ」と呼んでいた。
それに対するように、“韮(にら)”は「二文字=ふたもじ」と呼ばれた。
貴重で重要な五菜の一つに数えられ、神武天皇も召し上がっていたと伝えられる。
春の韮は、とくに“春韮”と呼ばれて、軟らかく美味しい時期だ。
味噌汁の実、天婦羅、ヌタ、お浸しなど、使い道の広い野菜である。
餃子や炒め物など、中華料理にも欠かせない。
強精効果があると言われ、スタミナ食、保健食としても使われる。
韮を使った“韮粥”“韮雑炊”などは、病人食として定評がある。
- 韮(1束)は熱湯でサッと茹で、水気を絞って、約4センチに切る。
- 生姜(半片)を摩り下ろし、醤油(大1)と合わせる。
- 1を2で和え、こんもり盛り付ける。
※「エッ、な~んだ、これだけ」と言われそう。アップするのが申し訳ないくらい簡単・・・でも、美味しいのだ。
申し訳ないから、簡単つながりで、ご飯も紹介。
- 微塵切りにした玉葱(1/8個くらい)に、卵(小2個)と生クリーム(大1)、塩少々を混ぜ合わす。
- カニ身は、缶詰でも、生でも・・・カニモドキだっていい。解して1/2カップくらいを用意。
- あったかいご飯(軽く茶碗2杯分)に、バター(10g)と、1、2を加え切るようにサクサク混ぜる。
- 3に蓋かラップをして少し蒸らす。
- 器に盛り分け、パセリ微塵切り(乾燥品でもOK)を散らす。
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