「筍ご飯」と「筍と高菜漬けの炒め物」
出盛りの筍、13日に『新筍と鶏ツクネ煮』で薀蓄や、茹で方・用い方は書いた。
その時の筍の根元部分は、容器に水を入れて浸けてあるが、それを使って定番の“筍飯”を。
筍の根元(約4センチほど)の薄く切りと、油揚げ(1枚)の細切りは、酒と三倍濃縮麺つゆ(各大1)を絡めて下味を付けておく。
米(2合)は、出汁(300cc)、酒(30cc)、三倍濃縮麺つゆ(30cc)で目盛りまで不足分は水で合わせる。
- 下味を付けておいた筍と油揚げを乗せて普通に炊く。
- 人参を花形に抜き、薄切りして塩茹でしておく。
- 炊き上がったご飯を混ぜ、人参を散らし、あれば木の芽や絹サヤを飾る(マ、これらは無くてもいいのだが)。
筍が本格的に伸びてくると、産地で水煮されたものが出回る。
時間を経ずに茹でられる分、いまの時期なら、生で買わなくても、新物の水煮でも充分に美味しい。
筍ご飯、オカカたっぷりの土佐煮、若布と焚き合わせた若竹煮、天婦羅・・・すでに、いろいろ楽しまれただろう。
いつも同じような食べ方では・・・そう思う頃に作りたい美味しいもう一品を。
ちょっと変わった味が、ご飯にも酒にも合う。目先の変わる一品だ。
- 処理済みの、小さめの筍(2本)は、縦に6つ切りして、水気を良く拭き、160℃の油で色が付くまで揚げる。
- 鶏ガラスープ(50cc)に塩・胡椒(各少々)を混ぜて、合わせ調味料を作っておく。
- 葱(1/2本)は粗く微塵切り、高菜漬け(25g)は細かく刻んで水に浸け、軽く絞って塩抜きする。
- 鍋にサラダ油(大1/2)を熱し、3を炒め、1と2を入れて、汁気が無くなるまで炒める。
- 仕上げに胡麻油を数滴加えて、一混ぜする。
※筍が大きめの時には、適当な大きさに切って、同じように使う。
どちらかをクリックしてください。
最近のコメント