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♪桜、いま咲き誇る「桜アンパン」

♪桜、桜、いま咲き誇る~~。442_2 Photo_84

今日4月4日は「アンパンの日」だ。

何故か、というと明治8年4月4日に、【銀座・木村屋】が天皇陛下に初めてアンパンを献上した日だからだ。

【銀座・木村屋】の創業は明治2年、当時は芝の辺りで「文英堂」というパン屋だった。

その後、尾張町に移り、店名も店主の木村安兵衛の苗字のまま「木村屋」とした。

さらに明治7年には店を銀座に移転。酒種のアンパンが話題になっていた。

翌明治8年に、明治天皇が向島の旧水戸藩下屋敷に桜見物にお出ましになることが決まり、侍従の山岡鉄舟が、木村屋に酒種アンパンのPhoto_82献上を勧めた。Photo_83

店主の安兵衛と息子の英三郎は、酒種アンパンをさらに花見に相応しく、かつ日本的にしたいと考え、アンパンの真ん中に桜の塩漬けを詰めることに。

献上するアンパンは、酒種を2週間かけて仕込んだパン生地に、奈良・吉野山の八重桜の塩漬けを使い焼き上げた。

このアンパンは明治天皇に好評だったそうだが、特に皇后(昭憲皇太后)のお気に入りとなって、その後毎年の献上となった。

一般にも話題となり、人気を呼んで、この時季は“桜アンパン”の袋に入れて販売されている。

桜形アンパン424_1

パン生地を薄く食紅で染め、臍に桜の塩漬けを詰めたアンパン。

木村屋の桜アンパンではないが、桜の形が可愛い。

※昨日は、メンテナンスの時間を忘れていて、記事入稿が出来なかった。

これが本来は3日の記事だ。

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