あのフジツボは高級食材?
今日は、変わった物を二つ・・・。
まずは花。「タキタス・スーパー・スター」というサボテンの類。
小さな鉢植えながら、なかなか見事な花を見せる。
右は去年の6/20日頃のもの。
左が今日現在、いまはサボテンの花の風情だが、一ヶ月もすると右のようにサボテンっぽくなくなる。
その中間、見頃の状態がこれ!!。
花がアクリルっぽく見えないだろうか。
まるで造花の用だが、こうして咲いていく様子は活き活きしている。
サボテンの花は、宇宙のように未知の部分が多いから、それも楽しみのうち。
次は、魚介類だ。
船底に付着すると、嫌われる“フジツボ”だが、これが岩などに付いて大きくなると珍重される食材なのだ。
そして、去年は青森の小料理屋で食べた。
味をしめて送っても貰った。
陸奥湾に面する、浅虫温泉や下北半島の川内町などは、いまでは“フジツボ料理”が観光客の人気になり、養殖もしている。
しかし、まだ完全に養殖成功とは言えず、希少な珍味だから、相当に高価である。
フジツボは、貝の仲間ではなく、海老や蟹と同じ仲間だ。
だから、味は極めて蟹に近い。というより、海老と蟹を合わせた味を濃縮したような濃厚さ。
だから、余計な味付けや、料理は要らない・・・塩茹で!・素蒸し!・炭火焼き!のみ。
陸奥湾で食べられているのは“ミネフジツボ”という、大型のものだ。
旬は6~8月。殻は火山の噴火口のようだが、底に亀の手(爪?)のような黒い突起がある。
地元では「亀の手」とそのまま呼んでいる人もいるが、ちゃんと通じる。
ボイルしたフジツボから、この爪をグイッと引き出すと、蟹の身のような白い身が現れる。
この身がなんとも絶品。蟹より数段旨い。
見た目は悪いし、船底や、帆立の養殖筏に付着する嫌われものだが、食べるとその味の濃厚さに填まる。
夏の青森に行く機会があるなら、食べてみる価値大だ。
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