母の日・気どった“ハッシュ・ド・ビーフ”と“フリアン”
《母の日》と言っても、夫婦だけの生活では、だれも祝っても、労わってもくれない。
しょうがないから、自分で「母の日」を作り出さなければならない。
そこで、お洒落な“ハッシュ・ド・ビーフ”を作って、自分用の“フリアン”も焼いた。
フリアンは、フランスの素朴な焼き菓子。
バターと微塵切りのアーモンドが入った、シットリした口当たりの食べ易いケーキだ。
貝(シェル)型に入れて焼かれることが多いが、ここは、後始末を簡単に(何しろ、母の日だから、自ら“ラクチン”を作り出さねば・・・)アルミカップで焼く。
- まず、準備として、微塵切りのアーモンド(65g)を、170℃のオーブンで5分ほど焼く。
- カップの内側にバターを薄く塗る。
- 薄力粉(70g)は2回篩う。
- オーブンは、1の後、温度を170~180℃に保っておく。
- 1と3に砂糖(150g)を加え、ボウルで混ぜ合わせる。
- バター(125g)を湯煎で溶かし、36℃(体温)くらいに冷まし、5に加える。
- バニラエッセンス少々を垂らして混ぜたら、カップに7~8分まで流し入れる。
- オーブンで10~12分ほど焼き、表面がキツネ色になったら、温度を160℃に下げてさらに5分焼く。
小さめのアルミカップなら、ちょっと欲しい時につまめて、けっこう嬉しいのだ。
まろやかな味が、大人にも子供にも好評。
- 牛肉(赤身厚めの薄切り・150g)は、繊維に添って7ミリくらいの細切りにして、薄く小麦粉を塗しておく。
- ピーマン(赤&緑・各1個)はヘタと種を取って、縦5ミリ幅に切る。
- 鍋にバターを溶かし、2をザッと炒め、全体に油が回ったら、1を入れて中火で炒める。
- 肉の色が変わったら、マッシュルーム(スライス・1/2缶)を缶汁ごと加えて混ぜ、塩・胡椒で調味する。
- 白ワイン(大2)を加えて伸ばし、全体が熱々になったところで、生クリーム(1/2カップ)を入れ火を止める。
- 炊き立てのご飯に、バターを適宜混ぜたバターライスを作り、好みの形のカップに入れ、皿に「エイッ!」と返し、5を横に盛る。
※即席のコンソメスープと、簡単なサラダを添えて、フリアンがデザートなら、満点ディナー。
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