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旨い“イサキ”のソテー

Photo_112 イサキは初夏から夏の代表的な魚だ。

タイやスズキに匹敵するほどの味があり、釣り魚としても人気がある。

九州あたりまでの南日本に分布し、海藻の多い岩礁地帯に棲息する。

スズキ科イサキ目で、黒褐色にやや黄色味を帯びた体色で、腹側が淡色になる。

25センチくらいのものなら塩焼きが一般的だが、30センチを越す大型のものは味もいいので、刺身にするのが美味しい。

鮮度のいい大型のイサキが買えたら、氷水にサッと潜らせて、姿造りや細造りにしたい。

中程度のイサキなら一塩の一夜干しにすると、塩焼きとは違う旨味が出る。どちらもレモン汁を1~2滴落として大根おろしを添えると美味しい。

小振りなら唐揚げもいいだろう。

ただ、イサキの間神経棘(背鰭)は鋭く固いので、飲み込んだりしないようにくれぐれも注意が必要だ。。

『イサキは北を向いて食え』との諺は、骨の危険を言ったものだが、北を向いて食べても、刺さらないという保障は無い。

和歌山県の辺りでは“カジヤゴロシ”なんて物騒な名で呼ばれることがあるが、これは昔、イサキの骨が喉に刺さって死んだ鍛冶屋が居たからだという。

関西では“イサギ”、四国では“イセギ”とも呼ぶ。

イサキは一般的には伊佐木と書くが、鶏魚と書くことも多い。

イサキの背鰭が鶏の鶏冠に似ているとのことらしい。

鋭く固い骨と棘に気をつければ、爽やかで旨さ上々の白身は美味だ。

イサキのソテーPhoto_113

  • 三枚おろしにしたイサキに塩・胡椒して、バター(オリーブ油でも)で焼く。
  • 野菜を適宜薄切りして、オリーブ油で炒め、塩・胡椒で調味。
  • 皿に炒めた野菜を敷き、ソテーしたイサキを乗せ、レモンを添える。

急にケーキが食べたくなって、大好きなモンブランを買いに行くことにした。

以前、マグロ君様が、モンブランなら【にんじんハウス】が美味しいと奨めてくれていたので、夫に車を出してもらう。

夫はケーキ(に限らず、甘味類)は食べないので、買うのは私の分だけ。489 488

右は洋栗モンブラン、左が和栗モンブラン・・・値段も良かったが、味も良かった。美味しかった。

シュークリームも買ったが、これは途中で知人に出会って、子供さんの土産に渡してしまった。

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