“隠元とブロッコリー”で胡麻納豆和え
いつも、行くパン屋やケーキ屋、映画館などと、同じ行動圏内にあって、とにかく広いのがいい。
檜の香りが濃く漂う大浴場、岩から湯が吹き出る露天風呂、シェイプ効果がありそうなジェット風呂各種、サウナ、蒸し風呂、寝湯・・・眩暈しそうだ。
それと、食堂が充実している。
豊富なメニューのなかで、麺類が特にいい。
中でも、蕎麦がかなりいい。手打だから歯触りと喉越しが違う。
今日のランチは、海鮮ミニ丼とミニざる蕎麦、小鉢(筑前煮)・・・これで¥920。
10分ほどの範囲に、リーズナブルなスーパー銭湯があるのも、既に生活の一部になり、日常になりつつある。
さて、今日の献立に使った旬素材は“隠元”。
蔓性種で、鈴生り隠元、房隠元、ドジョウ隠元などがあり、蔓無し隠元(ウズラ豆)も仲間だ。
一般的なのは、ケンタッキーワンダー種のドジョウ隠元で、莢が丸みを帯びて、筋取りの必要が無く軟らかい、美味しい品種。
隠元禅師が中国から種を持ち帰ったので“隠元”の名が付いた。
と言われるが、実はその豆は“フジ豆”で、いまの“隠元”とは違う品種であると、牧野富太郎博士の説。
青味が身上だから、熱湯に塩ひとつまみ入れて、サッと茹で、すぐに笊に上げて団扇であおぎ急いで冷ますのがBEST。
茹でてから調理するのが色よく仕上がる。
バター炒め、胡麻和え、芥子酢味噌、お浸し、天婦羅などにする。
- 隠元(5本)は根元を切って4センチほどに切る。
- ブロッコリー(50g)は小房に分け、人参(4センチ)は4センチ長さに棒状切りする。
- 熱湯に塩少々を入れて、2と1を茹で、笊に上げて水気を切り、広げて冷ます。
- 醤油、砂糖(各小1)と、擂り胡麻(大1)を合わせる。
- 挽き割り納豆(1パック)は添付のタレと芥子で混ぜ、4に加える。
- 5で茹でた野菜を和える。
※野菜などを納豆で和えると、ちょっと目先の変わった一品になり、ボリューム感のある和え物になる。
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