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2007年6月 2日 (土)

“空芯菜”は環境の救世主

茎の芯が空洞だから“空芯菜”。

空芯菜の炒め物Photo_11

  • ニンニクをたっぷり使って、塩でサッと炒める。鷹の爪を入れるとさらに食欲増進。

芯が空でも、芯がある野菜、バッチリ働く野菜なのだ。

中国やタイで食用にされ、日本には最近になって入ってきたと言われている。Photo_178Photo_12

古書『和漢三才図会』には「日本には存在せず、嶺南(広東・広西地方)の植物で寒さに弱い。種を入手しても栽培出来ない」と書いてあるが、現在の日本では栽培されている。

『本草綱目』には「湿地に適し、霜や雪には弱い。

9月に収穫して穴蔵に収蔵、3~4月に取り出して糞土で根元を押し固めるようにしておくと、節々から芽を出して畦を覆うほどに育つ。

幹は中空で柔らかく、葉はホウレン草に似ている。

白い花を付ける」などのように書かれている。

この空芯菜を、葦を編んだ筏に穴を開け、水に浮かべて種を蒔くと、浮き草のように水面に浮かんで根が伸びる。成長すると茎や葉が筏の上に伸び、水の流れに従う。

この菜は、陸でも水でも栽培出来る特色がある。Photo_13

この特色を利用して、各地で水(河や池)の浄化のための、空芯菜の筏栽培が行われている。千葉県・印旛沼などでの水質浄化ではアオコの発生を抑える効果が認められている。

空芯菜、別名はヨウサイ(草菜・雍菜)、エンサイ(甕菜)、ツウサイ(通菜)、朝顔菜など。

ヒルガオ科で、朝顔の仲間だ。花は白、または薄紫色で形は朝顔にそっくDsc03462り。

数年前までは珍しい野菜だったが、最近はスーパーなどでも見かけるようになった。

カルシウムが豊富で、栄養価の高い野菜。しかもクセがなく、炒め物、お浸し、汁の実、鍋物・・・と、使える範囲が広い。 貝割れ菜のように芽を出したばかりの空芯菜もデビューした。柔らかでサラダにも使える。

これから、ますます注目されそうな野菜だ。

刻み昆布の炒め煮 646

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