« 果物の女王・マンゴスチン | トップページ | 新生姜で梅酢飯とガリ »

2007年6月24日 (日)

世界の美果“チェリモヤ”

昨日のマンゴスチンに続き、世界の三大美果“チェリモヤ”を。

三大美果とは、マンゴー、マンゴスチンと、チェリモヤを言う。636_3

チェリモヤは、元はインカ帝国遺跡のあるペルーが原産だ。

原住インディオたちが、すでに栽培していたが、16世紀にスペインに征服され、いまではそこから持ち帰られた苗が定着した、スペインのアンダルシア地方が世界一の産地になっている。

果皮は、緑色で全体的に貝殻様の浅い突起がある。

チェリモヤとは、ペルー語で「冷たい果実」という意味だが、まさに冷して食べるのが一番の美味だ。

それは「天然のシャーベット」か。

その美味しさから、スペインでは“アイスクリームの木”と呼ばれ、アメリカやオーストラリアでは“カスタードアップル”と呼ばれている。

また、アメリカ人はこのチェリモヤを「トロピカル・デライト(熱帯の栄光)」と賛美する。

チェリモヤが属す、バンレイシ科は、表面がレイシ(ライチ)に似ていて、南方(蕃)から伝来したもののこと。

野球のボールより少し大きいくらいだが、生のチェリモヤは、日本ではかなり高級果実だ。

ただ、各国で賞賛される味は天下一品で、マンゴーやマンゴスチンとともに、世界三大美果の一つに挙げられる。

熱帯植物ながら、熱射の低地を嫌い、高地で避暑地のような気候を好む。

大産地はアンダルシア地方だが、一番美味しいとされるのは、ジャマイカ・ブルーマウンテン山脈のものだと言われる。

果肉はミルク色で、食味は程よい甘さでクリーミー。Photo_427

自然から生まれた天然の味とは思えない完璧さ・・・神の成せし技か。

蛋白質とカルシウムを含み、またナイアシンが豊富なので、ストレスなどからくる心身症に効果がある。

皮膚炎にも効くそうだ。

生を冷して、スプーンですくうように食べるのが一番だが、その種は傷つけないように取っておこう。

実生栽培でフワリと柔らかな葉の緑を楽しんで、約10年・・・結実するかも。

急ぐなら、実生苗が1年以上経ったら、栽培品種を接木するといいらしい。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

Banner2_30 人気blogランキングの応援をして頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 料理ブログへこちらも応援してくださるともっと嬉しいです。

« 果物の女王・マンゴスチン | トップページ | 新生姜で梅酢飯とガリ »