ピーマンの中身
中にはほんの少しの白い種しかなく、空洞だからそんな仇名が流行った時代がある。
ピーマンは茄子科で、原産地は中南米。
名前は唐辛子のフランス語・ピマンからで、シシトウもパプリカも同じ仲間。
緑色の時季が栄養価は高いが、完熟するほど、緑~黄~オレンジ~赤と色が変化し、甘味が増してくる。
最近では黒いピーマンも出回るようになった。
ハウス物は1年中あるが、もとは夏野菜なのだ。ビタミンCやカロチンが豊富なので、夏バテ予防に沢山食べよう。
高血圧や動脈硬化の予防にもなる。
ピーマンのビタミンCは、熱にも強い。しかも油と相性がいい野菜だ。
炒めたり、揚げたりすることで、青臭さも薄れる。
挽肉の詰め物をして油で調理すれば、ピーマンの苦手とオサラバ出来るかも。
表面が真っ黒に焦げるまで焼くと、薄皮がキレイに剥ける。
焼いた野菜は甘味が出て、シンプルだが美味しくてヘルシー。
- ピーマン(黄・1/2個、赤と緑各1個)は、転がしながら、強火で皮が黒くなるまで焼き、薄皮を剥いて縦に裂いて、ヘタと種を取り除く。
- 薄口醤油(大1)に極僅かの味醂を加え、1を入れて味を絡ませ、冷蔵庫で冷しておく。
- 器に盛ったら、削り節を乗せて供す。
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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