美果・国産ドラゴンフルーツ
今日は思いがけない贈り物があった。
めったに口にすることのない“ドラゴン・フルーツ”、しかも国産。
送ってくださったのは、最近、ブログを通じて知った、岐阜県の川合町で農業生産に励む【frusic】を運営する方。
frusic(フルージック)とは、fruit(果物)と music(音楽)を合体した造語だという。
会社のテーマは「農業は美しい芸術」。
ポリシーは「果実を見る、手に取り、香りを愉しむ、味わう、大好きな音楽を聴きながら」と言うことなんだろうか。
ブログを拝見し、その農業姿勢と、まだ良く知られていない果実に取り組む情熱に好感を抱いた。
そして、かなり種類の果物は食べたつもりの私に、まだまだ未知のものがあった感動で、少しずつお付き合いさせていただこうと思ったのだ。
その始めにお願いしたのは、黄色の果皮の“イエロードラゴン”。
赤い果皮で、中身が白と赤の輸入物は食べたことがある。
しかし、黄色のドラゴンは知らなかった。
ただ、まだ実をつけたばかりの頃だったので、楽しみにしばらく待たねばならない。
と、思っていたところに届いた宅配便。
完熟の赤い果皮のドラゴン、黄色のが熟す前の“お楽しみ”だとか。
種類の違うものが詰めあわされている。
frusicでは、約24種のドラゴンフルーツを栽培しているそうだが、送ってくださったのは、その中の5種。
果皮はみな赤いが、果肉の白いDavid Bowie(デビッド・ボウィ)、Delight(デライト)。
果肉が濃いピンクのHalley's Comet(ヘイリーズ・コメット)、Makisupa(マキスパ)。
そして、果肉が濃赤で、実が小振りのVoodoo Child(ヴードゥ・チャイルド)。
ドラドンフルーツの特徴は、真っ赤な皮に、龍の鱗のような襞が重なっている。
一見固そうな皮だが、ミカンやアボカドのように、手で剥ける。
サボテン科の実で、アメリカ産の一回り小さい“カクタス・ペア”や、コロンビア産の“ピタヤ”と同じような味の実だ。
花もまるで月下美人のようだ。
日本では、沖縄・石垣島辺りでも栽培されている。
甘酸っぱいが、キウイに似た食感で、キウイより甘味がスッキリ・・・ある作家が「太陽の雫を蒸留したような甘さ、これぞ砂漠の味」と言った。
果肉には、赤と白があり、小さな黒い種が散らばるように混入しているが、これは食べても何のことも無い。むしろ、消化促進酵素が入っていると言われる。
ビタミンB1、B2、B3、の他ビタミンCが豊富で、美白効果・シミ予防にいいと言う。
貧血防止や便秘予防にもいい。
表面に少し皺が出てきた頃が食べ時で、特別な香りは無い。水気も少なめ。
赤い果肉の方は、パンを作るドウとして色付けにすると綺麗。魚介(とくに白身)料理や鶏料理などに赤いソースとして使ってもいいだろう。
メキシコ辺りでは、通りのスタンドで、果肉をミキサーにかけたジュースも売られている。
同封されていたパンフレットには、蜂蜜など加えると飲みやすい・・・と書いてあったが、果実自体にかなりの甘さがあるので、私は微量のミネラルウォーターだけでミキサーにかけた。
それでも、口から喉、胃に届くまで、甘さが分かる。
輸入物に比べて、その美味しさは格段に違う・・・幸せも一緒に味わった。
どちらかと言えば、果実をそのままスプーンで食べるのが、私には一番美味しく思える。
国産の美味しさを、親友J子さんにも届けたくて、早速商品発送を頼んだ。
ジャムやゼリーに使う時は、裏漉しして種を除いてから使った方が食べ易い。
黄色のドラゴンが熟すのが、ますます楽しみになってきた。
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。




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