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2007年7月10日 (火)

「サザエ飯」で民宿気分

2_11

このところ、サザエがちょっと買いやすい(¥100/1個くらい)。

日本近海の食べられる巻貝としては、バイ貝・ツブ貝と共に代表格で、大きい。

リュウテン科で海藻の多い岩礁に棲息。

栄螺=サザエ=小さく座り居る(小座居・細座)の意と物の本に見たことがある。

いかにも・・・の感。

蓋を下にして置いてみると、確かにコジンマリと座っているように見える。732

衣を被るようにヒッソリ座る、旅の僧の感がある。

殻の外側のツノ(突起)が特徴だが、このツノがはっきり出ているのが荒磯のサザエ。

静かな海のサザエには、殆どツノが出ていない。

どちらかと言うと、ツノが出ている荒磯育ちのものが美味しいとされる。

壷から身を取り出すには、水を張った容器に箸を二本渡して、その上に貝を伏せるように(蓋が下になるように)置いておく。

しばらく待っていると、サザエが蓋を開けて身をせり出してくる。

そのタイミングで、スプーンの柄など固いものを差し込み、一気にグイッと引き出す。

2_2壷焼きなら、引き出した身から砂肝を取り、三つ葉や柚子などと一緒に、再び殻に戻して、出汁と酒を注ぎ、直火で焼く。 2_1

身を取り出すのが難しいと思ったら、そのまま直火に乗せてもいいが・・。

炊き込み飯やパスタ、和え物などに使うなら、茹でてそのまま冷まし、冷めてから身を引き出すとスルリと出てくる729

まずは蓋、これもちょっと押すと簡単にズレ、取り外せる。

身に串を刺して、浮かせるように引き、殻を逆さにして、ポンっと振ると、身が勝手に飛び出してくる。

←こんな具合。

こんなに簡単に抜き出せたら、料理に使うのも億劫ではないと思う。

刺身、塩辛、煮つけ、粕漬け、掻き揚げも美味しい。

サザエ飯(2~3人分)732_1

  1. サザエ(3個)は、良く洗って鍋に入れ、酒少々を振りかけて、鍋に蓋をして約5分ほど蒸したら、火を止め蓋を開けて粗熱を取る。
  2. 枝豆(200gくらい)は固めに茹でて、莢から出し、麺つゆを薄めた中に浸す。
  3. 米(2合)を洗い、1時間ほど水に浸けたら、水気を切る。
  4. 炊飯器に3を入れたら、醤油(大1)、酒(大2)、塩少々に、1で出た汁を濾して加え、分量まで昆布出汁(水でも可)を注いで、生姜(1片)の千切りと、好みで人参(50gくらい)の細切りを乗せて炊く。
  5. サザエを殻から引き出して、身を薄切りし、2は汁気を切って、4が炊き上がる直前に釜に入れる。

※切り取った肝は、枝豆を浸けていた麺つゆでサッと煮てツマミに・・・。

夏の旅行で海辺に行くと、民宿や食堂で人気のメニューが「サザエ飯」。

何度か食べたが、それらの好いとこ取りで作ってみた。

台風が梅雨前線を刺激して、各地で豪雨になりそうな予報。

くれぐれもご注意を。皆様のご安全祈願。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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