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2007年7月12日 (木)

夏野菜なのに「冬瓜」

梅雨明けを聞く前に、大きな台風が・・・九州は大変だ。

東京も連日の雨だが、朝方の晴れ間に【町田・薬師池公園】の大賀蓮を見に行ってきた。Photo_445 2_20 蓮はインド原産。花の後の実が蜂の巣に似ているから“蜂巣→はちす→ハス”。

花は朝咲き夕方閉じる、これを几帳面に3回繰り返し、4回目に散る。Photo_447 Photo_448 Photo_449

“大賀蓮”とは、1951年に、東京大学農学部の大賀一郎教授が、千葉の東大検見川総合運動場(当時は東大厚生農場)の発掘で、約2000年余も昔の地層から発見した。

さらに発芽にも成功、弥生時代の香りをいまに蘇らせた。007 002_2 012_3

その後、各地に種が配布され、大賀蓮はあちこちの池で、古代の風雅を咲き誇っている。

薬師池の蓮田は、都内随一の広さで花の数もかなり多いのだが、今日現在では小さな蕾が多く、見頃はまだ先になりそうだ(因みに、去年のピークは20日~だった)。30 Photo_450 Photo_451

Dsc01583さて、今日の野菜の一品は“冬瓜”。

夏の野菜なのに“冬瓜”?。

夏は瓜の季節。

冬瓜の旬も夏なのだ。

なのに、なぜ冬の瓜なのか?。

冬瓜はカボチャと同じように、食べ頃は7~8月だが、低温貯蔵で翌春まで美味しいまま保存可能だ。

それに、煮物やスープなどの熱い料理に向いているので、よけい冬の物と思われたようだ。

大きいので、丸ごと買っても、普通の家庭では使い切れないので、四つ割りや六つ割りで売られている。

最近、ミニ冬瓜が作られて、買い易くなった。

利尿作用があり、流行のデトックス(毒だし)効果で人気上昇中。

青磁色の果皮に、おしろいをはたいたように粉をふいている。

中国などでは果皮に彫刻を施し、中を刳り抜いてスープを入れる料理が、目出度い席に使われる。

また、中を刳り抜いた冬瓜の果皮に模様穴を開け、蝋燭など灯してテーブル照明にしたり・・・冬瓜の果皮は宝石の“翡翠”に見立てられることが多い。

インド原産と言われ、平安時代以前には日本に入っていたようで、『本草和名』にすでに記述が見られる。

97%が水分で、淡白な味なので、甘味の無い出汁の効いた薄味の汁で煮るのがいい。

吸い物、葛汁、生姜餡かけ、芥子酢味噌、スープなどにする。

この冬瓜と良く似ているのは干瓢を作る夕顔だが、生の場合はほとんど同じ料理で食べられる。

冬瓜とガンモドキの焚き合わせ730

  • 出汁と醤油、酒を10:1:1に合わせて、ジックリ煮る。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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