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2007年7月26日 (木)

DXなメロンムース

先日、北海道のK子さんからメロンが届いた。797

信じられない話だろうが、実は私は、このK子さんを良く知らないのだ。

私が編集長時代に、毎月一回“食事会”と称して、各地の老舗や名店などで、一流の料理人や作家の講釈を聞きながら、読者との親睦を深める食事会を催した。

K子さんは、札幌で催した、その会に参加したことがあり、私のフアンだったというが、情けないかなお顔も覚えていないのだ。

そのこともお伝えして、なお「構いません」とのお言葉に甘えて、ずっとお付き合いさせていただいている。

17年の長い時間を、手紙やら産物やら、頂いたりお送りしたりしていると、お顔は知らなくても親友のような感情が生まれている。

メロンも、毎年恒例の頂き物の一つだ。

メロンの類は、大きくはネット系(マスクメロンなど)と、ノーネット系(マクワ瓜・ハネデューメロンなど)に分けられる。

さらには、東洋系(マクワ瓜・ハミ瓜など)と、西洋系(マスクメロン・ハネデューメロン)に分ける場合もある。

プリンスメロンなどの新種メロンは、ほとんどが東洋系と西洋系の一代雑種で、その新種開発は日本が世界に先んじている。

新種の登録は、百種以上あるが、代表的なのはプリンス・アムス・アンデス・コザック・キングメルティ・キンショウ・シラユキ・ホームラン・・・etc。

メロンのトップは、果物の王とも言われる『マスクメロン』で、マスク(Musk)とは高級香料・麝香のこと。香りも味も、ネットの張り具合もメロンのトップだからこその冠名だ。

マスクメロンの作出者は、新宿御苑顧問の子爵・福羽逸人博士で、御苑の農事試験場温室での品種改良から産まれた。

当初は子爵メロンと呼ばれたが、大隈重信侯爵がこれを愛し、メロン栽培を華族や貴族の間に流行させた。以後、侯爵メロンと呼ばれるように・・・子爵から侯爵に出世した訳だ。

果物として食されるメロンの、ピン~キリは、例えばマスクメロン~マクワ瓜だが、もとはアフリカ砂漠地帯から発した同一種。

これが、西洋に発達したのが西洋メロンで、東洋に渡ったのがマクワ瓜。

そのピン(西洋メロン)とキリ(マクワ瓜)の混血児がプリンスメロンなのだからビックリ。

4個も頂いたメロンは、夫婦二人では食べきれないから、娘と息子のそれぞれの家にお裾分け。

メロンの香りたっぷりムース(2~3個分)

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  1. メロンの果肉(1/4個分)は裏漉しして、砂糖(80g)を混ぜる。
  2. 卵白(3個分)は、ボウルの底を氷に当てながら、しっかり攪拌して、メレンゲにし、1に少しずつ加える。
  3. 生クリーム(200cc)を、八分通り立てて、泡を消さないようにサックリと2に混ぜる。
  4. 3を適当な容器に移して、冷凍庫に30分ほど入れて冷し固める。
  5. メロンの皮を器代わりに、4をスプーンなどで丸く取って乗せ、あればホワイトチョコやミントなど飾る。

※ゼラチンを使っていないので、舌の上に淡雪のように優しい食感と甘さ、芳香が広がる。

作り方はそんなに難しくないのに、かなり高級感を感じるムースだと思う。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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