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2007年10月27日 (土)

新蕎麦の時季

皆様、昨夜は寂しい気持ちが先立って、お気遣い頂きすみませんでした。

今日は、娘のマンションで、孫と話したり、ベッタリ昼からいままで一緒にいて、いろんな話をしながら、それぞれに出発の気持ちを固めました。

さて、そろそろ新蕎麦が打たれる季節。

「新蕎麦入荷」の立て旗、看板に眼が走る。

蕎麦はそのまま蕎麦米として、雑炊やスープなどで食べることもあるが、挽いて粉にして伸して切る・・・いわゆる“蕎麦切り”(下の写真・左)でたべる。

細い太いは別に、手打蕎麦が特に香り良く美味しいのもこの時季。

あとは粉を熱湯で練り混ぜ、汁に浸して食べる“蕎麦掻き”(写真・右)、“蕎麦煎餅”“蕎麦クレープ”なんていうのもある。Photo Dsc03529

蕎麦は世界中で栽培され食べられているが、原産はシベリアからインドに至る辺りと思われる。

日本のように麺類にして食べるのは、フランス、イタリア、中国、韓国、北朝鮮、ネパールなどだが、麺の製法がそれぞれ異なる。

韓国や北朝鮮では冷麺のような(トコロテン式に)押し出す法。

イタリアは、のし棒で成形するピッツォッケリなど。

麺のように食べるほかでは、団子状や腸詰・・・茹でるほかに焼くことも。

栄養的にはルチンが知られるが、蛋白質はアミノ酸スコアと必須アミノ酸が豊富。

ただ、アレルギー物質も含むので、特定原材料として使用の表示が義務付けられている。

とくに江戸では信州蕎麦が一番と言われ、晩年に故郷の信州に戻った小林一茶の存在も、その名を広めることになったと思う。

蕎麦の花 江戸の奴らが何知って

と、これは江戸での逆境をぼやいたか・・・。

故郷や 酒はあしくも 蕎麦の花

蕎麦どきや 月の信濃の善光寺

そして、次の句はあまりにも有名。

信濃では月と仏とおらが蕎麦   (一茶)

各地に蕎麦の名所があるくらい、日本人は蕎麦好き。

そばだけで際限の無いくらいのメニューがある。Photo_2 096

Photo_3 太いの細いの、暖かいの冷たいの、乗せる具材も・・・好みがそれだけ分かれるのが蕎麦。

そして、何と言ってもこの一年を“年越し蕎麦(☜)”で、締めくくるお国柄なのだ。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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