ボジョレー・ヌーボー飲んだ
昨日、11月第三木曜日は、フランス・ボジョレーのヌーボー(新酒)解禁日。
ムシコさんからのお誘いを頂き、いつもの【アンノーン】(「世の中のうまい話」でマグロ君が紹介してるので、ご参考まで)で新酒を楽しんだ。
店のドアを入るなり、ムシコさんが渡してくださったのが、←の白い花束。
「亡くなられたお母様に」って、思わずグスン・・・(;_;)。
そして、当然ながら、到着したばかりのボジョレー・ヌーボーで乾杯。
いつもなら、カクテルなのだが、今夜は特別・・・女主人の奨めでセレクトしたのが、↓のワイン。
低温熟成・醸造ならではの、爽やかな香りとフルーティーな味わい。
老眼が始まっているのだろう、夜の薄暗いカウンターで、携帯電話のカメラではピント合わせられない・・・ピンボケ!!(すみません)
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フランス・ボジョレー地区の今年度新酒は、解禁日が決められていて、各国の11月第3木曜日・午前0時に販売解禁となる。
日本の場合も、午前0時をもって、成田空港のゲートから、ヌーボーを積んだ輸送車が一斉に街に向かう。
この解禁は、時差の関係で、日本が一番乗りの解禁になるのだ。
バブル全盛、世の中“グルメ”のブームに浮かれていた頃は、世界各地同時に売り出されるヌーボーを、日本で真っ先に味わおうと、未明のレストランでは、前夜から大勢の客が、その到着を待って大騒ぎだった。
都心なら、早い店では、荷が成田を出て2~3時間後には到着する。
ヌーボーが店のドアを入ると、待ち構えていた客たちは、全員総立ちで、拍手、口笛、クラッカーを鳴らし・・・やおら、改まり、厳かに“乾杯”だ。 と、まぁ、一部の店ではあったが、こんな一大イベントを繰り広げたものだ。
もっと、すごい店は、成田のゲート傍に、仮設店舗(許可を得たテント)を設営、“ヌーボー一番乗りの会”を催した。
そんな“国民総グルメ”を煽ったような、企画に全力投球していた、あのころの私を思い出すと、懐かしいというより少し恥じ入る。
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ムシコさんの楽しいお話をたくさん聞いて、12時過ぎたのもアッという間・・・。
お仕事先で入手されたという、奥多摩の三年物山葵を頂いたので、明日は早速念願の「泪(なみだ)巻き」にしよう。
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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