ルッコラの香り
昨日は、母の四十九日法要で、青森に日帰りだった。
青森は、前日に雪が降り、当日の風も冷たくて身が凍える。
着いて間もなくから、ちょっと寒気がしていて、次第に辛くなったので、お昼の会食は弟夫婦に後を頼んで、早めに失礼した。
そのおかげで、最終便どころか、二便も早い14:35に乗ることが出来た ^_^;
蟹味噌を舐めながら食べたが、蟹味噌の香りが濃厚で旨かった~。
☆
さて、イタリア料理のサラダやピザ、パスタに使われるハーブ野菜として、バジルに次いで人気がある“ルッコラ”。
イタリア料理の素材と思われているが、ヨーロッパ各地で使われている。
地中海沿岸が原産地と言われ、ローマ帝国時代から栽培されていた。
日本では“ルッコラ”だが、これはイタリア名の“ルケッタ(ruchetta)”もしくは“ルーコラ(rucola)”からの訛化、とくに後者に由来すると言われる。
英名では“ロケット(rocket)”だが、時にはロケットが花大根を指すことがあり、紛らわしい。
ルッコラの和名は「キバナスズシロ」、つまりアブラナ科。
ゴマの香りに似た風味と、アブラナ科独特の多少の苦味と辛味がいい。
ただし、成長し過ぎると苦味が強くなってしまう。
カルシウム、鉄分、ビタミンCなどが豊富で、ローマ帝国時代には《ホレ薬》と信じられていたそうだ。
1年草で、病気にも強い栽培し易い野菜だが、アブラムシや青虫が付き易い。
虫取りをマメにすれば、家庭菜園(プランター)でも容易に栽培出来る。
日当たりと水はけが良く、有機質豊富な土壌であれば、真夏以外はいつでも蒔種出来る。
と言うことは、少しずつ蒔種の日を変えれば、年中収穫可能だということだ。
主として、葉は生食される・・・サラダやカルパッチョに、ピザのトッピングに、パスタや肉料理にも使う。
風味を活かして、和風にお浸しや和え物、炒め物に使っても美味しい。
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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