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2007年11月 3日 (土)

小芋のあられ揚げ

昨夜もほとんど眠っていない・・・頭の中はほとんど真っ白・・・ではないのだ。

私は徹夜が続くと、妙にハイテンションになり、冴え渡った(?)頭で原稿がはかどる。

いま手がけているのは、ある老舗の社長の“喜寿・我が道”。

社長は、還暦・古希と社史のような回顧禄を出してきたが、かつてそれらを私が纏めさせていただいた経緯がある。

「今回も面倒見てくれ」との、うれしいお言葉で、編集者を退いた私だが、纏めさせていただいている。

以前の資料やお話に、古希からの7年を付け加えるだけ・・・と言ってしまえばそれまでだが、一層充実したものにしたいから、年数分プラス・・・というわけには、決していかない。

私にしても、たぶん編集者としての最後の仕事だろうし、社長の言葉に報い、恩返し出来る大仕事。

今夜で、大筋を纏めようと思う・・・3日目の半徹夜に、この歳の体が持ちこたえるだろうか。

実は、明日4日(日)の昼に、嬉しいお楽しみ出会いが約束されている。

だから、いまはモチベーションがいいレベルで保たれているのだ。

今夜も家事を「ごめ~ん」で、久々の原稿書きに集中・・・ノルマは年内校了、年始発行。

さて、この料理は、9月の十五夜(実は、その2日後の満月)に作ったのだが、アップしそびれていたので、《文化の日》の今日紹介。

ちょっとの手間で、正月料理にもなる一品だと思う。

さて、旧暦8月15日は仲秋の明月(満月だと名月)、つまり十五夜。

今年は9月25日で、チャットの月見が企画されて盛り上がっていた。

Photo で、この十五夜を別名“芋名月”と言う。

十五夜には、団子(小餅)と衣被(きぬかつぎ)を供える。

つまり、仲秋の祝いは収穫祭でもあるからだ。

この時季に一番美味しい衣被は、里芋の小芋のこと。

里芋は、山芋に対応する呼び名で、旧くは“家つ芋”と言った。『万葉集』などにはそう詠まれている。

熱帯アジアの原産で、中国を経て渡来。赤茎系と青茎系がある。

633蒸し上げて、頭を少し切り落として塩を振り、下半分ほどを摘むと、柔らかい外皮からツルリと白い小芋が飛び出してくる。 

平安時代の高貴な婦人が、外出する時に顔を隠すために被った一重の小袖・・・薄い衣を被った白い顔・・・衣被、なんとイマジネーション豊かなネーミングではないか。

シンプルに蒸したのが美味しいが、葱などとの含め煮や、棒鱈との“芋棒”、蛸や烏賊との旨煮、おでん種や汁の実もいい。

串に刺して味噌を塗って焼く田楽も美味しい。

衣被(きぬかつぎ)より、少し大きめ・里芋の小振りなのがたくさん出ている。

それをアラレ(関東ではオカキ)を砕いた衣で、お月様のようにまん丸に揚げてみた。

小芋のアラレ揚げ(2人分)1031

  1. 小芋(10個)は厚めに皮を剥き、米の研ぎ汁で柔らかくなるまで茹で、水に晒してヌメリとアクを取る。
  2. 1035 鍋に出汁(400cc)、薄口醤油(10~13cc)、味醂(大1/2)、塩少々を煮立て、1を入れて味を含ませて煮る。
  3. アラレはなるべく細かく砕いておく。
  4. 汁気を切った2に、水で天婦羅衣くらいに溶いた小麦粉をつけ、3をまんべんなくしっかりまぶす。
  5. 170℃の揚げ油でカラリと揚げて器に盛り、あれば柑橘の皮を輪切りにして飾る。

※前以て小芋はしっかり味を含ませているので、このまま食べられる。

衣がカリッと香ばしく、中がフックラ柔らかい・・・でちょっとネバホク。

お正月料理にもなりそうでしょ。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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