大根と烏賊のワタ煮
カランコエの真っ赤な花が、寒くなってきたベランダであったかい彩り。
とくに予定の無い日の私は、ほとんど冷蔵庫や冷凍庫の中身とニラメッコだ。
使い切れずに余っている物、使う予定のないまま保存されているもの・・・それらだって、何時までも取って置けるわけはない。
山椒や紫蘇、パセリ、葱、生姜・・・etc、これらは少しずつ使える。
あんがい困っているのが、刺し身や天婦羅、烏賊大根煮(☜)にした後の烏賊のワタ。
烏賊の料理では、いいワタなのに使わないことが多い。(☜)
身もワタも使って美味しい塩辛(☜)を作る時は悩まない。
ただ・・・身だけ使う料理だと、ワタが余る。
時には味噌漬け、時には半解凍で生姜醤油でツマミ、時にはチャーハンで使っても、使いきれずに冷凍室に入れたままのワタ・・・なんか美味しく使えないかと考えていた。
刺身用に処理された冷凍の身が、売り出しの目玉に出た・・・ここぞ!!(ン、乗ってきた)。
ワタの保存がない方は、生の烏賊を買って、身とワタ両方使ってね。
冷蔵庫には、一昨日買った、時季の大根(☜)と薩摩芋(☜)がある。
- 刺身用の冷凍スルメイカ(1杯)は、解凍後鹿の子包丁を入れて、食べやすい大きさに切る。
- 大根(60g)は半月切り、薩摩芋(40g)は櫛型切りして、必要なら面取りを。
- 160℃の揚げ油で、2を素揚げ。
- 鍋にサラダ油少々を熱し、豆板醤(大1強)を炒め、香りが立ったら烏賊のワタを、袋からシゴキ出すように入れてしっかり炒める。
- 4に、鶏がらスープ(250cc)、紹興酒(大1/2)、酒少々を加え、2を入れて柔らかくなるまで15~20分煮る。
- 醤油と胡椒(各少々)、砂糖(好み)を加え、1を入れてサッと煮たら、水溶き片栗粉でトロミを付ける。
- あれば穂紫蘇など(我が家の穂紫蘇・・・遅れて植えたのが、今年の天候が幸いして、今頃使える)添える。
※ほんの少しの薩摩芋も使い切ったが、大根だけで作っても美味しいと思う。
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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