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2007年12月11日 (火)

鰤しゃぶ

北陸から西日本・日本海の冬魚の代表は鰤(ぶり)。Photo_281

寒鰤は、正月に欠かせない魚と言われて、この時季はとくに高値が付く。 

古い俗言に『寒鰤一本、米一俵』と言うのがある。

昔の人の収入から考えると、とんでもなく高い魚・超高級魚で、正月に鰤を買うのは最高の贅沢だったろう。

とはいえ、北陸や関西、九州・博多あたりでは、どんなに高くても正月に鰤を一本買いするのが甲斐性だったのだ。

いまでも、正月は鰤が無くては済ませられないという家庭が結構多い。

鯵科の出世魚。

稚魚から成魚まで、移り変わる成長差が大きく、それぞれの段階で漁獲され、その度に名が変わるから・・・ゆえに、出世魚の代表とされている。

この出世魚たることも、鰤が縁起良さのしるしとして、正月用魚のトップに挙げられるひとつだろう。

因みに、変化していく名は、ワカシ~イナダ~ワラサ~ブリとなる。

鰤嗜好に応えて始まったハマチ(イナダ~ワラサ級)養殖も、ますます盛んになった。

天然物ではハマチとは言わない。

養殖ハマチも、一時期の問題解決で、味も良くはなったが、天然物の寒鰤の味は絶品。

とくに日本海・能登沖で獲れる寒鰤は最高。

漁期もちょうど、師走から正月にかけて脂の乗りが一番いい時期に当たる。

師走に味が良くなる魚だから、魚+師=鰤。また究極は師にまで出世するから魚+師=鰤・・・と両説ある。

鰤しゃぶ1375

この冬は、『鰤しゃぶ』がブームになっている。

流行に乗り遅れては・・・と今夜は『鰤しゃぶ』。

1390 鍋に湯を沸かし、好みの野菜(今夜は水菜、シメジ、長葱、下茹でしたホウレン草)を用意。

私が好きな春雨も入れて~。

鰤は5秒ほど“しゃぶしゃぶ”するだけ。

胡麻タレとポン酢を出したが、ポン酢の方が夫婦ともに好みだった。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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