和服は高価過ぎ
一ヶ月前、私は老舗社長の生き方を纏めたが、その本が、最期の印刷段階に入り、新年には出来上がるそうだ。
過分の稿料を頂けることになったので、夫の「思いがけないお話、あなたの最後の大仕事になるかも知れないでしょ」との勧めで記念になる物をと考え、和服一式を誂えた。
以前から欲しいと思っていた、手織りの作家物・西陣お召し(紬)と道中着。
紬はかなり渋めだが、値段が値段だけに一生着る覚悟での買い物。
ただ、絣部分に細い銀糸が織り込んであり、動きの具合で微かに光るのだ。
遊び人だった父は、「見えない裏地や襦袢に凝るのが粋なんだ」というのが持論だったが、こんなに見せちゃったらダメじゃん。
そして、この着物に合う、帯(これも作家物)と襦袢、その他の小物。
どうして、帯や襦袢までも、こんな贅沢な買い物になったか・・・それは、この国宝《高山寺・鳥獣戯画》にある。
帯と襦袢の柄(↓)を見ていただきたい。
美大時代から、興味があった絵巻物が、そのまま柄になっているのだ。
ただ、過分の稿料でも足りなくて、夫に色目(?)を使って、足りない分は出してもらった・・・当分は頭が上がりません。
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実は、普段の私は、いい歳して、 Rock-'n'-roller's fashion というか、Punk fashionというか ・・・で夫には呆れられている(孫たちには評判いいんだけど)。
我が夫は、妻が和服でお酌する・・・あの高島礼子さんの日本酒【黄桜】CMに憧れている。
だから、夫の好きな和服姿の妻になろう~と、三日坊主になりそうな夢を持ったのが始まり。
私の色目は「毎日、和服で、三つ指付いて暮らします」って、いう約束付きだが・・・ムリ!!。
(それについては、この国の政治家たちから、票(欲しい物)獲得のための公約は守らなくていいって教わってるし~)。
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それにしても、和服の値段、どうしてこんなに高いの~?
着物大好きの私だって、こんな思いがけない仕事が無かったら、着物一枚も買えませ~ん。
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ところで、このPC、新品で買って、まだ一年半・・・なのに、昨日から調子悪~い。
キーボードのazcnの釦の作動(反応)が、やけに鈍いの~。
ちょっとした言葉で、イラチが爆発しそうなくらい時間がかかる・・・。
キーボード交換は¥45000だって、これって不良品に当たったの?
で、昨夜ブロ友(勝手に友にしちゃった)の、《ashブログ》のashさんに相談。
彼が「USB対応の外付けキーボードで間に合うかも知れないよ」って教えてくれたから、今朝の電気店の開店を待って、一番乗り~。
新しいキーボードをインストールした途端、あんなに重くて反応が遅く、イライラさせられていた文章打ちが、スイスイ、スーダララッタ、スラスラスイスイスイ~♪
ashさんありがとう・・・¥1600で済んじゃった。 <(_ _)>
《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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