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2008年1月 4日 (金)

餅&パンのチーズ焼き

正月の子供たちの楽しみは、何といっても“お年玉”。010

お年玉の袋に入れる金額に悩む人が多いようで、毎年、その相場が新聞やテレビに取り上げられる。

本来はこのお年玉の『年玉』は“年魂”のことで、神様へのお供えのことだった。

日月神を象徴する『重ね餅』には同時に“年重ね”の意味があり、その餅を食べることによって新たな生命力が充足すると言われた。

だからこそ、新魂(あらたま)迎えの餅搗きが大事な儀式だったのだ。

餅には神から受ける生命力が宿ると信じられ、自分のところだけでなく、より多くの他所の餅を食べることで、さらに一層の力を得られると考えられた。

したがって、正月の餅は多くの人に贈る習慣が出来たと思われる。

神様に供える“重ね餅”を搗いて、そのあと沢山の小餅を丸める。この丸めた餅は“雑煮”用とは別で、“年魂”として配る分。

丸く作った“年魂=年玉”は、日頃の世話になる人たちだけじゃなく、山や海、田畑、農機具や漁具、家畜などのほか、生活用品にまで餅を配り、ともに新年を祝うようになった。

餅を丸くするのは『円満・清浄潔白』を表し、二つ重ねるのは『日と月』または『昼と夜』を意味する。

「天照大神が“天岩戸”に籠もられ、世の中が真っ暗になった時、鏡を製して祈ったところ、岩戸が開いて再び世の中が明るくなった」と言う故事により、新年の祝いに鏡餅を作り供える・・・という説がある。

当然、嫁入り先、婿方、子は親を、親は子をたがいに招き、おせち料理や餅を一緒に食べることで、生命力は清新されると・・・。

この風習が、正月の里帰りや年始挨拶回り、そして“お年玉”の習慣として残った。

“お年玉”には、子供たちへの小遣いや品物のほかに、神仏詣でに使うお捻り(米や昆布を半紙に包み捻ったもの)などもある。

正月に“餅”は付き物。 Photo_259

餅の歴史は、古くは「飯餅(いいもち)」として携行食だった。

餅は「保ち」や「持ち」に通じて、腹持ちが良いことで活用された。

また、やがては「望月の~~」の「望(もち)」に通じると、縁起がいい食べ物とされた。

『源氏物語』には「鏡餅」という言葉が出てくるから、平安時代にはすでに、貴族たちの間では、正月の飾り餅として定着していたようだ。

一般的には、関西は丸餅、関東は切り餅(伸し餅)と言われる。

東日本で切り餅が使われるのは、伸ばした餅なら幾つにでも切り分けられ、武士たちが戦に備えて考え出したとも言われる。

江戸の武士たちの生活が伺える逸話だ。

お餅の食べ方も一通り遣ってみて、そろそろ変った食べ方は・・・と思い始めたら、こんなピザ風はいかが?。

お餅とパンのチーズ焼き(2人分)070

  1. フランスパン(10cmほど)は6枚くらいに切る。
  2. 切り餅(2個)は、横に薄く3枚に切る・・・これは大変なので、オカキ用かシャブシャブ用の薄い餅でもいい。
  3. 1のパンにモッツァレラチーズを適量乗せて、2の餅を重ね、オーブントースターで、チーズが溶けるまで焼く。
  4. パセリの微塵切りなど振る。

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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