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2008年2月 8日 (金)

菜の花で二品

本日の東京多摩地区は 

♪菜の花畑に入り日薄れ 見渡す山の端 霞深し~~~。

1593菜の花が平年より早く満開を迎えているようだ。

東京の私鉄駅などで、ホームの後ろや線路沿いに、菜の花をたくさん植えているところがあるが、菜の花に限らず、花が一杯の駅はラッシュ時の喧騒も和むようでいいものだ。

さて、花や蕾を食べる料理はけっこうあるが、春の色と香りが楽しめる菜の花もいろいろな料理に使われる。

花が咲き始めてきたものは綺麗に見えるが、食用には蕾が堅く、葉が黄ばんでいないものを選びたい。

店頭で、萎れて見えても、切り口がしっかりしてさえいれば、水に放しておくとシャキッとする。

茎の固い部分は除いて茹でたら、和え物、炒め物、汁物に使う。

汁の実にする時は、豆腐やハンペンが合う。紅白のアラレハンペンを使うと料亭風かも。

刻んでご飯に混ぜ込んでも春らしい。

天婦羅には生のままで・・・。塩漬けした“菜の花漬け”も風雅なものだ。

ブロッコリーなどもそうだが、蕾を食べる野菜は、野菜自体のもつ活力を食べることだ。

これから育ち咲くエネルギーが満ちて、ミネラル豊富な菜の花。

菜の花の白和え(2人分)1569

  1. 茎の固い部分を除いた菜の花(1/2束)を、熱湯でサッと茹で、笊に上げて冷ます(水に取らなくてもいい)。
  2. 水切りした豆腐は(1/4丁)は熱湯で一度茹でて、粗く絞り、擂り白胡麻(大1)を混ぜ、塩と一つまみの砂糖で調味。
  3. 千切りにした人参と角蒟蒻(適宜)を混ぜる。
  4. 3に1を加えて和え、器に盛る。

菜の花の芥子和え(2人分)1577

  1. 茎の固い部分を除いた菜の花(1/2束)を、熱湯でサッと茹で、笊に上げて冷ます(水に取らなくてもいい)。
  2. 芥子(大1/2)を薄口醤油と酒少量で伸ばし、1を和える。
  3. 胡麻を振る。

明日、2月9日は、2と9ふく(河豚)の日(1981年制定)だが、今年は結局食べないままに終わりそうだ・・・高いし~ 

《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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