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2008年3月 7日 (金)

梅の季節には「ねじ梅」

今夜night 遅くなっての帰宅予定(疲れきってるかも)、なかなか返事やコメントが入れられなくてごめんなさい。

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東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花

         あるじなきとて 春な忘れそ』  

032_2 菅原道真公が大宰府赴任(左遷だったが)の折に、長年大事に愛でた庭の手植えの梅たちに名残りを惜しんで詠んだという。

東風とは、春先に東から西方向に吹く風のこと。

これから赴く大宰府(福岡)からみれば、京の都は東方・・・庭の梅が咲けば、もしや風に乗って、その香が届くかも・・・。

一説によれば、香りどころか、梅の枝が大宰府にワープして根付いた、とまで言われている。

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Photo 梅は、中国の長江流域が原産で、日本には8世紀半ばに渡来した。

日本の気候に馴染めないのか、まだ寒い2月頃という、花粉媒体となる虫の少ない時期に花をつける。

花芽は一節につき1個となるため、桃などに比べて、開花時の華やかな印象が薄い。

毎年2~4月に、五枚の花弁のある1~3cmほどの花を葉が出る前に咲かせる。

花の色は白、またはピンク~赤。

葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。

花が散ったあとは結実し、6月頃には梅干や梅酒用の実が収穫できる。

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江戸時代以降は、花見といえば桜ということになっている。

平安時代以前は「花」といえば梅を指すことが多かったが、和歌などで単に「花」とあった場合の多くは桜のこと(紛らわしい~)。

ウメの語源は中国語の「梅」(マイあるいはメイ)といわれる。

伝来当時の日本人は、鼻音の前に軽い鼻音を重ねていたため、(ンメ)のように発音していたという。

これが「ムメ」のように表記され、さらに読まれることで「ウメ」転訛したとの説が有力。

さて、梅の料理を・・・と思ったが、花を使う料理は知らない。

梅の花型に人参を切ることは出来るが・・・ということで、本日は料理に添える「捻子(ねじ)梅」の切り方を。122

1768 1767

人参の芯を中心に五枚の花弁を切り出す(左の包丁使いは下手だったなぁ~、ということで抜き型を使えば簡単一発)。

花弁の脇から芯に向けて、包丁を縦方向斜めに入れる。1770 1769

次に花弁の真ん中から、芯に向けて先の切り込みにぶつかるように、包丁を斜め方向斜めに入れる。

これを花弁1枚に一回、すべて同方向に繰り返していけば、「ねじ梅」の完成。

明日からの煮物はグン~ンとお洒落になる・・・かも。

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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。

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