黒カサゴの煮付け
本日の東京多摩地区は。
先日、下北からの釣りカサゴが届いた。
体色は棲息する海によって異なり、沿岸ものは黒褐色、深海ものは赤色をしている。
写真・上が今回届いた沿岸もの。
写真・下が以前スーパーで買った深海もの。
どちらも美味しいが、時期的には沿岸ものが勧められる。
骨が固く、頭や鰭が大きめだが、小骨が少ないので身離れが良く食べ易い。
ただ、頭に棘があるので、知らずにいきなり素手 で掴むと怪我をすることがある。魚の棘や骨で怪我をすると想定外の痛みが・・・要注意だ。
頭が固くて大きく、兜を連想させるので、江戸時代の武家では、勇ましく、甲冑をまとった武士と重ね合わせ、男児の節句たる「端午(たんご)の節句」の祝い魚として供えられたという。
メバル科の魚で、体長が20~30センチになる卵胎生魚だ。
北海道から南日本まで広く棲息し、カシラ、アラカブ、カラコなどの地方名で呼ばれることが多い。
とくに、下北半島のカサゴは太公望には垂涎ものと言われる。
高たんぱく、低脂肪、カルシウムを多量に含み、多くは無いがビタミン類もバランスよく含んでいる。
EPA・DHAなどの多価不飽和脂肪酸は、ほとんど期待できないが、コレステロールもカロリーも極めて低い白身魚なので、生活習慣病を防ぐ効果も期待できる。
どう料理しても、美味しく仕上がるが、この魚の出汁は注目に値し、西洋料理のブイヤベースなどに使われる
丸ごと唐揚げ、塩焼き、煮付けにするのが一般的だが、ちり鍋や汁種にするのも好まれる。
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ちょっと目や口が怖い煮付けになったが、味は上々だったよ。
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これはナプキンの折り方のひとつ・・・普通は白っぽい色が普通のナプキン。
仕方なく濃紺の(でもロべリアだよ)タオルナプキンで折ってみた。
ナンに見えるかな~?
そう『うさぎ新聞』のれおん君(本物のれおん君の写真は、れおぽんさんのブログから勝手に引っ張っちゃった~。
れおぽんさんゴメン、<(_ _)>)。
れおぽんさんが、今週末にある料理コンクールに参加するので、ささやかながら応援の気持ち
頑張ってね。
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《ば~ばの食べ物事典》を作りました。ご参考になれば幸甚。
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